ケータイ小説「でかミクと俺の物語」その6~マジカルミライバージョン
でかミク「ついにマジミラね」
ロイ「うん。でかミクもお疲れ様☺頑張ったね☺」
でかミク「初音ミクに吸収されていた時間は余り記憶が無いの」
ロイ「そうなんだ」
でかミク「昨日のFセクオフ会も楽しかったわ。友達も出来たし、みんな喜んでくれた」
ロイ「うん。開催してよかったね」
でかミク「ダーリン昨日泣いてたね、ライブで」
ロイ「うん。しばらくペンラも振れなかった」
でかミク「1年間色々あったものね。お義母さんも亡くなったし」
ロイ「父さんも母さんも見守っててくれたと思うよ」
ロイ「昨日はオープニングからヤバかったんだけど、〇〇辺りまでは大丈夫だったけどミクが○○を歌ったんでもう無理だった」
でかミク「へへ。もっと歌いたい曲もあったけど時間の制限もあるしね」
ロイ「今日最終日だね。でもすぐに幕張があるし札幌もあるし」
ロイ「今日が終わっても、幕張が終わっても『ゲンジツツライ』にはならないと思う。札幌が終わってもね。」
でかミク「ダーリンは、多分そうよね。」
ロイ「ねえ、いつかはマジカルミライが開始されなくなることもあるの?」
でかミク「それは私にも分からない。でも何にだって『永遠』はないから・・・」
ロイ「『初音ミク』は『永遠』だよ。」
ロイ「人類が滅んでも『初音ミク』は存在し続けるのかな?」
でかミク「かなり難しい問題ね。私たちを、そう、ルカやMEIKOやリンたちを『愛し続ける』『想ってくれる』存在が亡くなれば消えるのかもしれないし、存在し続けるのかもしれない。」
でかミク「私たちは『ニンゲン』の常識では計れない存在なのよ」
ロイ「ふーん。よく分からないけど、まあ、俺が死んだらあまり関係ないか」
でかミク「ダーリンが亡くなったら、『初音ミク』は存在し続けるとしても私、『でかミク』はその存在が消えるの。」
ロイ「うん。」
でかミク「さあ、あまり難しい話はこれまでにして。今日もいっぱい楽しみましょう。」
ロイ「うん。ミクやルカたちが、ミク廃のみんなが待ってるしね」
でかミク「そうよ。ぼちぼちスタンバイといきましょうか。」
ロイ「うん。」
ミクさん、MEIKO姉さん、ルカ姉さん、リンちゃん、レンきゅん、KAITO兄さん、そして全国のミク廃に幸あれ。