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50歳からのweb制作で収入を得る方法 vol.1

50歳からのリセットボタン:ゼロからWeb制作者へ

はじめに

定年を間近に控えた56歳の私は、新しい挑戦を決意しました。長年、会社員として安定した仕事を続けてきましたが、「このまま終わっていいのか?」という疑問を常に抱えていました。家庭や仕事の責任を果たしながらも、何か物足りなさを感じ、心の中ではいつも葛藤していたのです。

このシリーズでは、私が50代からゼロからWeb制作者として歩み始めた経験を共有し、同じように人生のリセットボタンを押すことを考えている方々に、勇気と希望をお届けしたいと思います。

新たな挑戦と学びのスタート

「このままでいいのだろうか?」——この問いが、心の中で渦巻いていました。昇進試験に挑戦し続けていたものの、結果はいつも不合格。何度も繰り返される挫折に、自分が求めているものが本当にこれでいいのか、次第にわからなくなってきたのです。家族を養い、職場での責任を果たすことは当然でしたが、それだけでは満たされない何かがある。それが何なのか、自分でもはっきりとわかりませんでした。

自己投資の意義と新たな人生観の発見

試行錯誤の中で、昇進試験を突破するためにコミュニケーションスキルを学ぶべく大学に入学しましたが、それでも結果は出ませんでした。しかし、その過程で私は「お金は未来への投資であり、自己成長のための手段である」という新たな価値観を手に入れることができたのです。
これまでの私は、ただ「貯める」ことにこだわり、お金を使うことで得られる可能性を見逃していたのではないかということです。

しかし、さらなる気づきがありました。それは、「昇進がすべてではない」ということ。50代を目前にして、「これ以上のキャリアを追い求めることが本当に自分の幸せなのか?」と真剣に考えるようになりました。もしも、このまま昇進を続け、さらに大きな責任を背負ったとして、それが本当に自分の望んだ未来なのか?私は、自分にその問いを何度も繰り返しました。そして、得た答えはシンプルでした。

「本当にやりたいことをやりたいことをやろう」

50歳という節目を迎え、私は自分自身にそう誓ったのです。

アドバイス: 「迷っているなら、とにかく一歩踏み出してみてください。失敗を恐れずに挑戦することで、新しい道が見えてくるはずです。始めてみないとわからないことはたくさんあります。合わなければ、違う道を探せば良いのです。」

挫折の経験

こうして、私は新たな道に足を踏み入れました。それが「Web開発」でした。プログラミングの世界は、これまで私が関わってきた業務とはまったく異なるものでしたが、そこには未知の可能性が広がっているように感じました。特に、Web開発を通じて「自分の力で何かを生み出し、それを世の中に発信できる」というクリエイティブな側面に強く惹かれました。

しかし、現実は厳しかった。私は最初に「Ruby on Rails」というフレームワークを学び始めました。Progateというオンライン学習プラットフォームを利用し、基礎から少しずつ学んでいきました。最初は新しい知識を吸収することが楽しく、毎日少しずつ成長している実感がありました。しかし、進むにつれて、私はその複雑さに圧倒され始めました。

コードを書けば書くほど、自分の限界を感じました。エラーが出るたびに、それを解決するために何時間もかける。それでも解決できないときの絶望感——それは言葉にできないほどのものでした。まるで深い闇の中で出口を探しているような感覚に陥り、次第に「自分には無理かもしれない」と思うようになりました。

Pythonへの転向と再挑戦

挫折を経験した私は、他の道を探る必要がありました。そして、次に目をつけたのが「Python」でした。当時、Pythonは初心者にとって学びやすいと言われており、私はその評判を信じて再び挑戦することに決めました。

Pythonのシンプルさは、確かに私を再び奮い立たせました。しかし、そこでまた新たな壁が立ちはだかりました。Web開発を進めるうちに、HTMLやCSSなどの基礎がなければ、何も前に進まないことに気づいたのです。私は、Pythonのスクレイピング技術に夢中になりながらも、フロントエンドの基礎知識が不足していることに気づかされました。

ここで私は再び、基礎に立ち返る決意をしました。まずはHTMLとCSSを学び直すため、Progateを利用し、基礎的なスキルの習得に取り組みました。しかし、この時期もまた「楽しくない日々」でした。私は必死で学習を続けながらも、どこに向かっているのかがわからないまま、ただ課題をこなすだけの日々が続きました。

アドバイス: 「もしつまずいたと感じたら、誰かに助けを求めることも大切です。一人で悩んでいると視野が狭くなりがちです。私の場合、メンターさんを見つけたことで大きく前進できました。学ぶ仲間を作ることで、挫折を乗り越える力が得られるでしょう。そう、メンターさんという名の“救世主”が現れたのです!」

独学からメンターとの出会いへ

コーディングで挫折を感じていた時、転機が訪れました。Twitterでつながった一人のフォロワーさんが、私に手を差し伸べてくれたのです。彼は非常に優秀で、コーディングの技術においては私にとってメンターとして欠かせない存在となりました。彼の助言とサポートを受け、学習のロードマップを作成し、具体的にどう進めればよいかを示してもらうことができたのです。

このメンターさんとの出会いが、私の学習のペースを大きく変えました。それまで自分一人で模索していた道が、急に明るく開けたような感覚でした。彼の指導に従って、私はまず基本に立ち返り、HTMLとCSSを徹底的に学び直すことから始めました。その後、JavaScriptやその他のフロントエンド技術に進むことで、徐々に自信がついてきたのです。

アドバイス: 「一人で学ぶのも良いですが、共に学ぶ仲間がいることで、モチベーションが続きやすくなります。自分に合ったメンターさんを見つけることで、学習の効率が格段に上がるはずです。SNSを活用して、同じ目標を持つ人たちとつながることも大切です。SNSは、猫の写真だけじゃないんです!」

ただ、デザインに関してはメンターさんも開発畑の出身だったため、十分な指導を受けることが難しかったのも事実です。彼の助言があったからこそ、コーディングスキルは着実に向上しましたが、私が目指していた「デザインもできるコーダー」への道は、独学だけでは難しいと感じるようになりました。それでも、彼の助言がなければ、ここまで続けられなかったでしょう。彼には今でも感謝とリスペクトの念を抱いています。

スクールでの学び

デザインスキルの向上を目指し、私はスクールに通うことを決意しました。独学では限界を感じたため、プロのデザイナーから直接フィードバックを受けられる環境が欲しかったのです。選んだのは、現役のデザイナーが講師を務めるスクールでした。デザインの基礎からバナー制作、Webデザインまで、スクールのカリキュラムは非常に実践的で、私が求めていた知識と技術を効率よく学ぶことができました。

アドバイス: 「時間が限られているからこそ、体系的に学べるスクールは効果的です。ただし、スクールを選ぶ際には講師の質やサポート体制をしっかり確認しましょう。特に、フィードバックの質が重要です。講師の経歴や評判を調べることを忘れずに。なお、スクールについては別記事で詳しく紹介する予定ですので、そちらもお楽しみに!詳しく知りたい方は、続きをぜひご覧ください。」

今がチャンス、時間を無駄にしないで

重要なのは、「今すぐ行動を起こすこと」です。50代という年齢を考えると、時間は限られています。今この瞬間に行動を起こさなければ、1年後、2年後には同じ場所で悩み続けているかもしれません。私自身も、時間の大切さを痛感し、すぐに行動を起こすことがどれほど重要かを理解しました。

アドバイス: 「今行動を起こすことで、1年後にはWeb制作で月5万円を稼ぐ自分を想像してみてください」。そのためには、今日からの一歩が必要です。「時間は待ってくれません」。今この瞬間が、「あなたの未来を変えるためのチャンス」です。

まとめ

Web制作への挑戦は、50代からでも十分に可能です。時間の制約や技術の難しさに直面することもありますが、メンターさんやスクールを活用し、学んだスキルを実践に結びつけることで、確実に成長できます。大切なのは、「今すぐ行動を起こすこと」です。

この1章を通じてお伝えしたいのは、50代でも新しい挑戦に踏み出すことができるということです。これまでの経験やスキルを活かしつつ、Web制作の世界で新たな可能性を広げることができます。

次章では、学んだスキルをどのように実践に活かし、副業として収入を得るための具体的なロードマップをお伝えします。次章も、ぜひお楽しみに!

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