南アフリカ生活で慣れてきたこと・慣れないこと
最初に感じた驚きや発見を、慣れていくうちに忘れていくので、中途半端な時期だけど書いていく〜
と思ったのも、こちらのnoteを見たので。
本当は半年とか一年とかキリがいいときに書きたかったけど、3ヶ月🇿🇦→5ヶ月🇯🇵→4ヶ月🇿🇦→1ヶ月🇯🇵→1.5ヶ月🇿🇦(今)という滞在なので難しかった!
あとは、同じ街に住む日本人と「日本で友だちからカルチャーショックとかないの?と聞かれてすぐ何かが浮かばないけど、何気ない会話の中で話したことに驚かれる、慣れって怖い」という話をしたこと。
なので他にもあると思うけど今思い浮かぶことを書き記します。
長くなりすぎた🫠
南アフリカ生活で慣れてきたこと
計画停電 load-shedding ……… ダーバンでは1日に0〜4時間(1回2時間)の計画停電がある。最初はコロコロ変わるステージにイラッとしてたけど慣れた。計画停電に慣れたというよりは、計画停電がある環境に慣れた。私も慣れたなぁと笑ってしまったのは、ショッピングモールのトイレに入った直後に電気が切れて真っ暗になったのに、冷静に(さっき時計見たとき13時58分だったな…ちょうど切り替わりの時間か)と焦らなかったこと。1分くらいで明るくなった。ダーバンの停電は少ないほうで、首都プレトリアでは1回4.5時間だったり、それが数回あって1日10時間も停電していたりする。
銃を見かけること ……… 銃が出てくるような映画やドラマもあまり見ないので、思いがけない場所で見たときは(え?あれって銃?本物だよね?なぜ?え?だれか怪しい人がいるの?怪しい人なの??なんで周りの人はみんな気にしてないの??)と焦っていたけど、最近は(セキュリティの人か〜)(あ、ATMの警備か)と気にしなくなった。危険。
シマウマを見かけること ……… 地元が田舎だからタヌキやイノシシとか見慣れてはいるけど、南アフリカでは道路沿いにシマウマがいた!最初はテンション上がったけど、2回目からは(あ、またいた〜)と慣れてしまって悲しい。次はキリンに驚きたい。
Hi, how are you? に返すこと ……… 特に意味がない挨拶と認識して、good, and you? をサラッと言えるように練習したからもう言える。言われる前にこっちが先に言うこともできるようになった!
英語を話すこと ……… 幸運にも南アフリカ人のお友だちができたから、会話では単語がわからない、、とか文法が、、とか言ってられない。とにかく浮かんだ単語を発するという意味での英語を話すことには慣れた。そして半分くらい(半分以上?)理解できてなくても盛り上がる女子会になることがわかった。楽しかった!!
チップの計算 ……… ×1.1してお会計。繰り上げたり、キリがいい数字にしたり、いらなかったり、場面によって変わる?ヨーロッパのチップ制度のほうが難しい。
炭酸飲料 ……… 炭酸ニガテだけど、(ほぼ初対面の)複数人で食事するときに確認したり調べたりして待たせるのが面倒でレモネード頼むようにしている。そしたら炭酸のことが多くて、慣れてきた。(水を頼めばいい気もしているけど付き合いってあるじゃん?)
下の名前でさん付けされること ……… 仕事では名字やあだ名、友だちからはさん付けされない人生だったから、年齢関係なく名前のさん付けが最初は慣れなかった。
バスタブがないこと&シャワーが動かないこと ……… お風呂入りたい!まだ冬を経験してないから、なんとかなっている。バスタブ掃除しなくていいし!もちろんバスタブあり&シャワー動くお部屋に住んでいる人もいる。
高速道路、自動車専用道路に人が歩いていること ……… 歩道もないのに歩いている。むしろバス停のようになっている。ヒッチハイクしている人もいる。日常すぎる。横断している人もいる……
高速道路の車線が多いこと ……… そもそも日本では高速道路を使うことがほとんどなかった!初めて南アフリカに来たときヨハネスブルグの空港からの高速道路の車線が多くて空が広くてびっくりした。
ひとりでUberに乗ること ……… 最近使い始めた!活動範囲が広がってとても良い!安全のために、乗ったら乗ったことを登録している人に情報シェアができてなんとなく安心。
車以外で出かけられないこと ……… 歩いてはいけない、電車やバス乗れない、という生活が東京暮らしからは不便すぎた。今も不便ではあるけど、明るい時間に道を選んで1kmくらいの距離までなら歩いたり、Uber使うようになったりでだいぶ慣れた。
飛行機に乗ること ……… なんだか毎月乗っている。飛行機怖いけど、軽い揺れなら慣れてきた。少しは寝られたり、機内エンタメを楽しむ余裕が出てきた。でもできるだけ乗りたくない。
薄切り肉がないこと ……… 塊肉を薄めに切ったり、ひき肉、ベーコンで代用したり、意外と困ってない。
黒人の存在 ……… これまでの生活や旅行では黒人を見かけることが少なくて、特に男性に対してなんとなく身構えたり、目で追ったりしていた。それが南アフリカ生活で見慣れたからか、この間ヨーロッパに行ったときに気にならなくなっていることに気づいた!
南アフリカ生活で慣れないこと
列で後ろの人との距離の近さ ……… 飛行機の搭乗、スーパーやドラッグストアのレジ、スタバの注文、、など並ぶときの後ろの人がとても近い。30cmも離れてないときもある。こっそり少し前に進んでも詰めてくる。つらい。
食事や飲み物が出てくるまでの遅さ ……… 普通に遅い。オペレーション遅い。早いお店もたまにあるからか、遅いとなぜか私が焦る。
治安に気を遣うこと ……… 安全と言われている場所でも絶対はないから、なんとなく常に気を張っている。疲れる。最近、外務省の危険レベルがレベル2に上がりました🫠🫠🫠
治安の良し悪しの判断 ……… 慣れてないというか、できない。わからないまま。なぜ道路挟んだだけで治安が良くなる??
肌の色で判断すること ……… 肌の色で判断しちゃだめっていう世界だと教育受けてそう信じていたのに、「黒人しか使ってない」「白人が多く住んでいる」などで安全を判断している場面が多いこと。慣れないというか、その現実に向き合うことがつらい。
日本人同士での割り勘方法 ……… これはダーバンに住む日本人奥様たちの割り勘方法のこと。①シェアした食事代を人数で割る、②自分の飲み物代を足す、③チップを乗せた金額を払う。日本では友だちとの食事で飲み物代が違っても人数で割っていたり、旦那様がいたり他の街に住む日本人との食事ではこんな計算をしていないので慣れない。ただ、合理的だとは思う。
洗濯物を外に干せないこと ……… ベランダに干してたらマンションの警備さんに注意された、、、干しているマンションもあるから、これはうちだけかな。お日さまで乾かしたい!布団も干したい!
シャンプーやコスメを選ぶこと ……… 多民族国家!肌の色が違う、元の髪色も髪質も違う、というわけでひとつのブランドでも種類がたくさん!日本語の口コミもほぼないからトライアンドエラー。同様に、洗剤や生活雑貨ほぼすべても、見たことない商品の中から選ぶことになるので、大変。
コンビのクラクション音 ……… コンビタクシー(乗合バス)が、通行人に対して「席空いてるよ!乗っていきなよ!」と客寄せのためにクラクションを鳴らしている(らしい)。鳴らされると、邪魔なのかな?なんか迷惑な運転したのかな?と不安になるし、単純にうるさい。あとこれも気づいたけど黒人に対してしか鳴らしてない。私や、白人が歩いていても鳴らさない。
ニーハオへの返答 ……… 悪意あるものではなく、親しみを込めて言ってくれているニーハオに対して、どうするべきか悩み続けている。まずマンションの警備さん一人が中国語っぽい挨拶を言っている。(私だって日本にいるとき外国人見かけたらハローって言ってたけど相手の母国語が何語かなんて気にしてなかった)
日本から持ってくるべきものの選択 ……… あれ買ってくればよかった、これもっと持ってくればよかった、がちょこちょこ出てくるけど、ないことに慣れてしまったからか、忘れている。いま浮かぶのはホコリとるドライシートと、メイクするときのコットン。
越境リモートワーク ……… 時差があること、電気不安定なことをまだ気にしているので慣れない。自分が逆の立場だったら気にしてないだろうに。
日本との時差 ……… 友だちとのLINEが激減した。平日仕事終わるのが17時、日本は24時。寝るのが23時、日本は朝6時。1日1通みたいになってしまうから、それなりの用事があるときしか連絡しない&こなくなった。日本では日々いろんな友だちと会話してることが多かったからとてもさみしい。LINEの良さってチャットみたいにリアルタイムでやり取りできることのような。逆に、お互いの投稿に対して反応するインスタのDMが増えた。でもやっぱり、どうでもいい内容のLINEをもっとしたい。
日曜日の営業時間 ……… 日曜日は休みだったり営業時間が短いことが多い。それを忘れて、行きそこねたり慌てたりすることがまだまだある。
南アフリカ生活のいいところ
ちょっと愚痴っぽくなったから明るい話題で締めよう。笑
オンラインからオフラインの交流が生まれること ……… 東京暮らしでは友だちいるし、わざわざSNSで知らない人と繋がろうとしなかったし会おうともしなかった。南アフリカ生活で知り合ったほとんどの人が日本人、南アフリカ人かかわらずSNSがきっかけ。今のところ良い出会いばかりでうれしい!
都会暮らしができること ……… カフェやレストランがたくさん!デリバリーもできる。マーケットなどイベントもある。ZARAもある!東京のような都会生活ができてうれしい。もちろん東京には敵わないけど、地元の不便さと比べるとダーバンでの生活は何倍も快適。これで治安が良くて公共交通機関が使えたらもっと良い。
英語ネイティブではない人が多いこと ……… アフリカーンス、ズールー、他にもたくさん民族がいて、他の国から来ている人も多いから母国語は英語じゃない人がとても多い。でもみんな同じ民族じゃない人とは英語で会話する。私よりは流暢に話せるけど、よく聞くと文法おかしいときもあり、私も安心して英語らしき言葉を話せる!でも言えない文は(意図はわかっても文として)聞き取れないことに気づいたので英語の勉強は大切。がんばろう!
勢いでバーっと書いたからぬけてることがありそうだけど、今日のところはおしまい。