ケープ半島の風光明媚なスポットをドライブ
南アフリカといえば喜望峰!
地理や歴史の授業で(たぶん)習って、それからなんとなく南アフリカ=喜望峰の国と覚えていました。ポルトガルやスペインの探検家が到達したアフリカ最南端の場所、くらいの認識。そして、実は最南端ではなかった!
調べてみると、喜望峰を最初に発見したとされるのはポルトガルの航海士バルトロメウ・ディアスという人物。帰還後、報告を受けた国王が“Cape of Good Hope(喜望峰)”と名付け、その後ヴァスコ・ダ・ガマが喜望峰を通ってインドまで到達したとか。それが500年以上前。地図で見ると明らかですが、喜望峰は最南端ではなく、もっと南にアグラス岬があります。キイタコトナカッタ。
せっかく南アフリカに来たなら、(有名な)喜望峰は行っておきたい! そして、絶景写真で何度も目にしているボルダーズビーチも行きたい。そしてそして日本ではあまり有名ではなさそうだけど、絶景のドライブルートらしいチャップマンズピークも通りたい。いろいろ詰め込んで、ケープ半島を1日で巡りました。
Signal Hill(シグナルヒル)
⏰7:00~7:40
ケープタウン市内に泊まっていたので、10分ほどで到着。テーブルマウンテンやライオンズヘッドより街が近いので、夜景スポットとしても良さそう!
Constantia(コンスタンシア)
⏰8:20~9:10
気になっていたレストランで朝食。コンスタンシアはワイナリーや高級住宅街があるエリアで、おしゃれなレストランやセレクトショップが多いので周ってみたい!
Silvermine Nature Reserve(シルバーマイン自然保護区)
⏰9:25~9:40
フォールス湾沿いに進むつもりが、道を間違えて偶然通った道からの景色がきれいでした。急激に坂を上ったので、海&街がよく見えます。
Boulders Beach(ボルダーズビーチ)
⏰10:20~11:30
ペンギンというよりは、青い空×紺碧の海×白いビーチの景色を自分の目で見たかったので、絶対に外せなかった場所。青というか紺碧という表現を使いたくなる海の色、絶対に加工だと思っていたけど、本当にそのままの色でした。お天気が良くて本当にうれしい!
無料で入れるエリアと、この景色が見られる有料エリアが分かれていて、場所によってはビーチにおりて海に入ることも! ぴょこぴょこ歩くペンギンはとても愛らしくて、ずっと見ていられます。
Cape Point(ケープポイント)
⏰12:50~14:00
ケープポイントと喜望峰に行くには、国立公園の入口で入場料を払います。南アフリカの国立公園は、南アフリカ在住者・SADC(南部アフリカ16か国)在住者・外国人で金額が分かれていて、外国人は南アフリカ在住者のなんと4倍!
入口から13㎞くらい進んでようやくケープポイントの駐車場。そこから歩いて灯台を目指します(ケーブルカーみたいな乗り物もあります)が、景色がきれいで満足したので灯台に着く前に途中であきらめました。
Cape of Good Hope(喜望峰)
⏰14:15~14:25
これがあの有名な喜望峰か! と驚くほどさっぱりした場所で、木の看板が立っているだけでした。売店やカフェもないので数分の滞在で良さそうです。
Kommetjie(コメキー)
⏰15:10~15:25
ケープタウン出身の友人におすすめされた場所。あまり日本語の情報がないけれど、真っ白い灯台が青い海に映えてとってもきれい! ドライブの小休憩にちょうど良かったです。
Chapman's Peak(チャップマンズピーク)
⏰15:55~16:30
大西洋沿いの断崖絶壁絶景ルート! チャップマンズピークを北上するルートを選んでよかった! 夕方は少し逆光になってしまったけれど、ドライブしながら(助手席なら)車窓から絶景を堪能できるし、海沿いには車を停められるよう少し広くなっている場所がところどころあるので寄りやすい。道幅が狭く、通行量も多いので、反対車線を横切って車を停めるのは大変な印象。
今年、BMWのWebマガジンで「世界でもっとも美しい海岸道路と称されるルート」として紹介されていました。
おまけ
お天気に恵まれ、ずっと行きたかった場所に行けて、胸がいっぱいになりました。