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全集中と呼吸はひとつ〜8月の学び〜
ヨガはポーズ(アーサナ)じゃない
ポーズ力や筋力が高いことが重要ではなく
大事なのはまずマットの上で練習すること
自分の身体を通して気づき楽しむこと
高度なアーサナがどれだけできるかが
ヨガを深めることじゃない
練習の中身とその過程が最も重要
頭でっかちに練習するのではなく
自分の感覚を信じて続けること
マットの上での学びは尽きません
私の8月の学びを綴ります
全集中の中身が大事
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アーサナ(ポーズ)の練習をするとき
▶︎カラダのどこの筋肉を部位を使っていますか?
▶︎その筋肉がどの方向に力を発揮しましたか?
▶︎どこが伸びましたか?
▶︎呼吸と共に動きましたか?
一呼吸の中で総動員する
アップドックだったら
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親指を遠くに伸ばし
足の甲で床を押し
内ももに効かせ
お尻の緊張をゆるめ
おへそをみぞおちに引き上げ
胸の中心を引き上げ
肩甲骨は下げ
首を長く伸ばし
上を見上げる
吸い始めたと同時に筋肉たちが作用して
全身に繋がる
アシュタンガヨガは一呼吸一動作
(ヴィンヤサシステム)
ひとつの動きの中で
身体の各部位たちが総動員し
一つのアーサナが完成する
その流れを意識して練習すると
必要な筋力と柔軟性が備わり
自然とアーサナは安定していく
流れは呼吸でつくる
自分の波は自分の呼吸次第で
荒波かさざ波か決まると思う
まだ私は荒波....
呼吸に寄り添うと楽しい
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6月のMatt WSにて
マイソール浦安のTakako先生が隣で練習してた
気付いた瞬間、緊張!したけど
ウールドヴァ・ダヌラーサナ(ブリッジ)
の入り方と起き上がり方がなめらかすぎて
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横目で見惚れてた
(自分の練習集中しろっ)
「一呼吸一動作ってこうゆうことかぁ」
やってみる
長く吐きながら後屈していく
息が続かない
息止まる
苦しい...
.
.
.
先月まで腰を痛めていたおかげで
以前より格段に足腰が強くなっていた
そしてセカンドシリーズに入り
後屈の身体の使い方を理解し始めていた
少しずつなめらかな後屈の動きをイメージして
身体とリンクしながら練習し続けて
1ヶ月ちょっと
「全然苦しくない」
「むしろ楽しいじゃん!」
やってきた〜
また新しい感覚
吸う呼吸で胸郭を引き上げて
長く吐く呼吸でそーっと後ろに伸びる
足裏がマットに根付いて
脚が強ければ強いほど
呼吸に寄り添いながらアーサナに入れる
穏やかな呼吸が荒波を立てずに
なめらかさを引き出してくれる
全身を今この身体に集中させて
長く優しく吸い始めれば
身体の内側にスペースができて
全身の繋がりを感じる余裕が生まれる
マットの外でも
ふと呼吸に寄り添い
どんな時も穏やかな波に帰ってこれるよう
心がけたいものです
miku
20240903