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優しく納め続ける〜11月の学び〜
11月のカレンダーを見ながら
どんな月だったか振り返る
一言で言えば
必死に働いた月だった
仕事やプライベートの荒波を
アシュタンガが舵を切ってくれたような月
練習があってよかったと思う
そして私の柱であるアシュタンガ界にも衝撃が走った月だった
何のためにヨガをするのか
今一度振り返った
エネルギーを漏らさない
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12月に入り実感したこと
バンダの存在だ
10月頭に参加したJessica WSでバンダ(エネルギーを保持する、閉じ込めておく、コントロールする)について詳しく教わった
それから合っているのか分からないが
言われた通りに意識して取り組んでみた
とにかくエネルギーを漏らさないように
保持し続ける
解剖学的には
お腹を優しく薄くするような感じで
骨盤を少々後傾気味にする
その状態を常に保ちながら
それぞれのアーサナに取り組んだ
特に11月必死になって練習したバカーサナB
このポーズはバンダ無しでは安定しない
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何度もダウンドックから飛んで飛んで
肩の筋肉が発達し、腰が張った
その影響で腰の上部あたりが硬くなり
後屈ポーズが取りづらくなってしまった
硬くなった事でまた腰を痛めるのではないかと
後屈を思いっきり取れなくなった
身体は繋がりを改めて実感
そこから腰をリラックスさせつつ
新たに変えた事として
ヴィンヤサの足の返し方だ
(ヴィンヤサ→チャトランガ〜アップドック〜ダウンドック)
とにかく足の位置を変えずに
同時に足を返すこと
これめちゃくちゃきつい...
そして脚だけじゃなくバンダも使う
日々意識すればキツさも慣れて身体に馴染む
すると、どうだろう
1ヶ月ちょっと練習し続けて
いつの日か「あれ、できたの?」
いつの間にか「後屈心地いいな」
エネルギーはしまっておく
優しく保持し続けるけれど、力は入れない
むしろリラックスしている
エネルギーを外に漏らさないように
ロックするのではなく優しく納める
筋肉じゃなくてイメージを膨らませる
そんな感じだ。笑
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何のためにヨガをするのか
この問いは毎日のように唱えるべき
これからの人生自らヨガから離れることはない
それだけは確信している
ヨガは生き抜く中でのツールで目的でない
今の私にとってアシュタンガヨガの練習は
在りたい自分でいる為のもの
自分がこう在りたいと思う人である為に
身体と心を鍛えてる
これから先、何のためにヨガをするのか
気持ちは変わるかもしれない
同じ日はない
今は今
そのままを見てそのままで進もう
来月はどんな学びが待っているのか
今から楽しみ
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