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君が私を覗き込もうとしている時、私は君の赤裸々な部分に出会っている
子供の頃、会う人会う人に「かわいそうだね」と言われていたことを今日はなんの気無しに思い出している。
「入院ばかりでかわいそうだね」「親が全然面会に来てくれなくてかわいそうだね」「転校ばかりでかわいそうだね」、と。
私はこれひとつもかわいそうだなんて思っていないというのに。
むしろありとあらゆる他人の大人の中で育つことを楽しんでいるというのに。
きっと彼らは彼らの中の「悲壮感」を「子供の私」の姿に投影していたのだろう。
そんな投影、あらゆるジャッジメントの檻の中で喘ぎながら
相対する人間を依代として己の内に巣食う幻想を召喚しているのだ。
人が「お前はこういう人間だ」と私をジャッジする時、私はその人の中にある「檻」を見るだろう。
限界への抵抗と不安と恐怖心を見るだろう。
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