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けがをしたけど学びはあった クアッドボールジャパンオープン2023

週末は、クアッドボールジャパンオープン2023が行われました。
(クアッドボールはクィディッチから名称変更された新しい競技名です。)

ハリーポッターにでてくるクィディッチを忠実に再現したスポーツで、ホウキにまたがってコートを走り回ります!

自身が運営するクラブからは、KATAYABURI&ルーキーズの2チームが出場。

元々、日本クィディッチ協会が主催する大会は年に1回で、公式試合が1年に1回なのは物足りないよね。という話から、今回は参加希望チームの中から有志のメンバーで大会を運営する形で大会が開催されました!



私は表向きは運営メンバーではなかったけど、施設との窓口を担当していたので、グラウンド・宿泊・食事等の手配を進めており、1選手としての視点だけではなく、大会運営者の視点を持って大会に参加。
(最終的にはケガをして救急車で病院送りとなりました。。トホホ。。。)



日本の全クアッドボールチームが参加した大会だったこともあり、どのチームが真の実力者なのかを測るだけでなく、チームとしての主体性や、スポーツとしての安全性など、日本クアッドボール界についての状況を知ることができたのが1番の学びで、運営するクラブの今後の動きにも生かせそうな2日間となりました~~~。


大会の結果について

KATAYABURIは準優勝、ルーキーズは3位という結果でした!!

両チームとも優勝を目指していたので悔しい結果+、決勝戦は試合を最後まで戦い抜くことができず、続行不可能な状況になり棄権をすることになったのが、これまでの試合で経験しなかった大きな出来事の1つかなと思います。

試合続行不可能になった理由


クアッドボールは、男女ミックスコンタクトスポーツと言われています。

Quidditch is a mixed gender, full contact sport played across the world. 

IQA HPより

試合中盤までは 6 vs 6 でプレーされ、中盤以降 7 vs 7 でプレーというルールがあり、常に、同性が4人以上になることが禁止されています。

なので、6 vs 6 の時は男性4人・女性2人、7 vs 7 の時は男性4人・女性3人というパターンが多いです。


今回運営するクラブからは2チーム出場していたので、1チームのメンバーが男性8人・女性4人というメンバー編成でした。

コンタクトが許されているスポーツ+男女ミックススポーツなので、男性が女性にタックルすることもOK、1人の選手に対して何人がディフェンスすることもOKという、(顔より上の接触や、肩や肘からぶつかりに行く行為はNG)スポーツの特徴があり、最終的にはKATAYBURIの女性4名中2名が接触時に負傷し、同性が4人以上フィールドに立つことが不可というジェンダールール上、試合続行不可能となりました。。。

(私は顔面打撲&太ももに激しい衝撃が加わって歩けなくなり、救急車で搬送されました。。試合が中断されている中、わざとじゃない!!みたいな声が薄っすら聞こえて、そういう問題?????と思ってしまい悲しくなりました。。笑)


救急車の中で、現状の日本のチームは男性より女性メンバーが少ないチームがほとんどなので、女性選手が負傷して、ジェンダールールが守れなければ相手チームが勝ち上れることを証明した大会にもなってしまったなぁとモヤモヤ
個人的にはスッキリしない形で大会を終えちゃいました、残念。
(そんなチームは絶対ないよね!そんな考えになるなんて最低!!きーーーー!!みたいに思う人たちもいそうですが、なりふり構わなければ、それで勝てちゃうスポーツではあるのは事実。。。)


そんな危険なスポーツやめちゃえば?危なくない?

ってよく周りの人に言われます。笑

私がクアッドボールを続ける理由

  • KATAYABURIのメンバーが好き

  • フィールド上にボールが4つあるので他のスポーツにはない複雑性を楽しめる

  • 頭をめっちゃ使うのが楽しい


スポーツ自体は作りこまれているし、面白いなぁと思うのですよ。
ポジションによって出来ることが異なるし、フィールドに4つボールがあるから視野の広さや一瞬の判断も求められるし。

IQA HPより

ただ、はじめて2019年のアジア大会でクィディッチを現地で観覧したときにも、ケガした選手達は「名誉の負傷!!キラーン」って感じだったので、もしかしたら現状のクアッドボール界と、自分は合わないのかもなぁとも感じました。(私はケガしたくねぇぇぇぇ)


今大会を踏まえて今後KATAYABURIが目指す方向

まだ決まっていません(笑)

がこれからたくさん考えて、日本代表を目指して世界で戦うことを目標にしている選手もケガをしない程度に楽しく活動をしたい選手も、みんなが楽しめる形を目指して、引き続きクラブを運営していこうと思います。


今大会の写真が手元にないので、いつぞやの写真を添えて


おわり。





























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