ふゅーの世界へようこそ
城下国際演劇祭マチノブンカサイ編お疲れ様でした!
ふゅーちゃんこと田中未来です。
今の心境はロスと言うよりは、上演中から幸せがずーっと続いているような感覚。
疲労した身体とフワフワした気持ちで昨日は、演劇祭出演者達のnoteでホクホクしていました。
こーれは私もなんか綴るぜってことで!
お待たせしました〜ね〜みんな待ってたよね〜!
ね?
さて!今回の演劇祭では、天神幕劇さん運営のもと、シアターちょこざい、シンゲキ、劇団うもれびの、3団体が旧小学校の教室を舞台に各々の作品を上演。
この機会に飛び込むように、私は初の1人劇を、初脚本、初演出でトライしちゃったわけなのです。
きっかけはジェラシーです🥰
仲良しなシンゲキ内でも大の仲良しのねねさんが「あれこれ言っていいんだっけ?別に秘密じゃないよね?」と意味深な前置きからの「今度マチブンでサイトウさん「落語II」やるんだよね〜私手伝うことになって」
?!?!?!
仲良しなシンゲキの中でも大の仲良しなサイトウカズキちゃんが!?岡山まで観劇しに行った片山じゅんきの名作「落語II」を!?
ムキーー!!ズルい!!何その激アツな話!!
羨ましいガジガジガジガジ
ズルいズルいズルいズルい→私も別の出演すれば解決🙆♀️
と、なったのが1ヶ月前。
台本なんて書いたことない癖に、超短期間で仕上げるって手をあげちゃったんですよ〜
ほんとこうゆう奴です、私は常に。
ある程度のテーマと構成だけ作って、執筆、稽古、執筆、稽古と、同時進行でつくりました。
なんせ時間が無くって。焦り不安孤独。書いた時の"面白い"と立った時の"あれ違う"。あれ?何やってるんだろって恥ずかしかなってきちゃったりして。うわぁしんどいいいいいい
でもお客さんには、楽しくて心動く作品届けてぇ
ほんとこうゆう奴です、めんどくさいですねぇ〜
そんな調子で生まれた田中未来1人劇処女作
「イマジナリーフレンド」
私の脳内世界が全部出てます。名刺。
追い詰められた状況で作品作るとこうなるんだぁって、自分で笑っちゃうくらい。見せたくないくらい解像度高い私自身が作品そのものになったんです。
人生において恋でも挫折でも何か出来事が起きる度、この状況ってなんだ?この感情ってらなんだ?って気が済むまで言語化するのが好きなんですが、それが芸術として生を受ける日が来るとは。
本番。当日ゲネでは、稽古入り前に照明音響スタッフの方々に渡した台本は最早あてにならないくらい、アドリブだらけにしてしまいました。私と言う生ものを作品にしたせいで、私の欲しい言葉、言いたい言葉を、その場で落としたくなってしまったんです🥰
(それに120%対応してくれる神卓の安心感)
上演中はただただ幸せだった。お客さんめっちゃ笑ってくれるやん。素敵すぎるやん何この温かさ。私の人格全てを肯定してもらえたような感覚。やりきれて、ほんっっとぉおおに良かった。
中には、泣いちゃったなんて声も。
おいおいまじかよ。私の書いた物語が、涙を流させちゃったよ。嘘でしょ。
この経験が、私の心を強くしてくれたし、私が認められなかった私は、劇という形で肯定し合うことが出来た。
正直まだやりたかった演出も、ほんとはたくさんあった。まだいける。
田中未来1人劇のはじまり。
はじまりはじまり
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