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やりにくい相場継続中。
米金利とDXYの相関が崩れている。ファンダメンタルよりも年末に向けてのドルロングポジションの手仕舞い(需給)とリスクオンが相まった動き。株も楽観的すぎるような気がする中、ファンダメンタルとテクニカルの見方が逆方向を向いていて、個人的にかなりやりにくい相場。特にドル円はやりにくい相場が続いている。中国のゼロコロナ緩和ももう少し延びそうだし。はっきりとしたテーマが出てこない中、センチメントに乗るだけのポジションは取りたくない。。
ブラックアウト前最後の昨日のパウエル発言も、結局株式市場はいいとこ取りして上昇。全体の発言を見る限り特にハト的でもなかったような印象を受ける。株投資家はコンファメーションバイアスで全体像が見えなくなっているのか?
*政策金利、9月時点のFRB当局者の予想を「幾分上回る」必要がある「公算が大きいもよう」
*金利を「当面」、制約的な水準で維持する必要がある公算
*歴史は時期尚早の金融緩和に対し強く警告
*物価安定回復までまだ長い道のり
*10月のインフレ統計は「歓迎すべきサプライズ」、インフレが実際に低下しているという安心感を得るには「かなりの一段の証拠」が必要
*「過度な引き締めは望まない」が、利下げはすぐにやることではない
*インフレの道筋は「極めて不確定」
今夜はFedが注目しているPCE指数、ISM製造業、明日は雇用統計。雇用者数は伸びが鈍化する可能性が予想されているが、特に賃金の伸びに注目。
IMM先物のJPYポジション:まだまだショートポジションが溜まっているけど、とりあえず135円以上で作ったショートはクローズされている。明日のNFP以降は11月のCPIが来週13日を見てから、少し動きがありそう(あってほしい)。
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日本企業の中国調達先からのレパトリ。日本におけるサプライチェーン再構築で盛り上がるか、コスト増で国内インフレに繋がるか。
以上。今年も実質あと2週間程度で取引は終わり。