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Photo by enpreth

レトロ格ゲー世代パパの苦悩

MIKS+home

1月の末、ずっと己の物欲を押さえて我慢していのに、ついにオジサンホイホイを手元に取り寄せてしまった。・・・憧れのネオジオミニだ！

ネオジオミニ到着

ニンテンドークラシックミニ　ファミリーコンピュータを皮切りに、各社ミニチュア版ゲーム機ブームが始まった。もちろんファミコン世代なので、時代と供にニンテンドーハードも遊んできたのだけれど、小学生高学年～中学生になろうかという頃、世間は格ゲー全盛期だった。

駄菓子屋の軒先にある1プレイ50円程のゲーム機に燃え、中高生の頃にはゲームセンターでアーケードゲームに勤しんだ。ストリートファイターは言うまでもなく、アーケードゲームが家庭で遊べるネオジオというハードが、その頃にはあった。そう、当時は100メガでショックを受けていたのだ。

ソフト1本がハード1機の値段と変わらない2～3万円という設定で、とてもじゃなく子供に買える代物ではなく、Switchソフトを買うノリでSwitch本体を毎回買うような強気の値段設定だった。

だからこそ、このミニ筐体に40タイトルが入って1万円程で出てしまったのが四十路のオジサンには衝撃的だったのだけれど、その1万円も出し惜しんでしまう程、今の僕には家庭と小学生の子供がぶら下がっており、財布の紐を開けようとはしなかった。

更に子供世代は、格ゲー＝スマブラ的な感覚であり、ドット絵の殴り合いなんて見向きもしない事も手を出すのを遅らせた理由だ。

そのネオジオミニだが、販売時に幅を利かせた転売ヤーの目論見も長く続かず、市場に溢れかえったネオジオミニは、格ゲーというニッチになってしまった市場と同じように他のレトロゲーム機とは違う道を進み、更によりお求め易くなってしまったのだ。だからこそこの記事を書きたくなったのだけれど、昔話はこのぐらいにして

ミニレトロゲーム機ブームをおさらいすると、以下のハードが市場を賑わせ、今やおっさんホイホイになってるのだけれど、ライトなおっさんでは迷子になるほど沢山の機種があるのである。

いや、ぜったい解らなくしている！そして美化された思い出フィルターのかかっているオジサンには、何にロマンを求めていたかすら解らないのである。

ざっと主要な会社のハードを挙げたらキリがなく、海外版を含めバリエーション違いも多数存在する。大体20～40タイトルのゲームが遊べる。
そしてこの問題を複雑にしているのが、ゲームソフトによってはいくつものハードと重複しているものもある。

それらを加味しても1タイトル数百円であそべるのだから、一見お得度は高いのだけれど、遊びたいソフトとハードが上手い具合に揃ってる訳でもなく、ハードの時代に合わせたソフトがまばらに揃えられており、多くの往年のレトロゲームファンを納得させる究極のレトロゲーム機ミニは未だに存在していないと思われる。

中でもネオジオミニは無数のバージョン違いがあり、意図的にずらされたラインナップで構成されており、ファンからもブーイングが多い。シリーズをすべて網羅するハードは存在せず、ほぼ究極系のネオジオ系筐体は、MVSX HOME ARCADE クラシック レトロアーケードのみである。

なぜ”ほぼ”と書いたかというと、海外のタイトルなのだ。一部日本語になるのだけれど全てではない。でもって価格がね。。。ガチ勢。

と、いう訳で手軽にレトロゲームを楽しむには普通のネオジオミニで十分で、今や十分ニッチな世界である。すべて買ってはいられないのだけれど、
あの頃の思いに浸りたいので、余計なモノまで調達してしまった。

リアルアーケードPro.VX SA(Xbox 360用)

アーケードコントローラー、通称アケコンである。こちらも沼なので、詳しくは以下の西川善司さんの記事がおすすめなんだけれど、

とりあえず、下手の横好きで低遅延のアケコンを手に入れた。しかしながら、そのままではネオジオミニに使えないので、コンバーターと言われるハードの垣根を超えて手持ちのコントローラーが使える変換器を挟むことになる。

Mayflash MAGIC-S PRO

Mayflash MAGIC-S PRO
これは完全に沼落ちした人用のPS4/5とswitch両対応モデルなので、高いのだけれど(amazonが特に高騰気味)、これさえあれば、お気に入りのコントローラーを対応するハードで使い回せる。

別バージョンのSwitch用(PS3/PC)「MAGIC-NS2」は若干お安め。この手の製品は互換性問題点もあるので、NSよりNS2が今は良いらしい。

いずれも公式対応品ではない（特にPS5）ので、レビュー等熟読すべし。
ファームウェアアップデートにPCが必要など、敷居も高め。ここまでくれば、中堅マイルドおじさんゲーマーである。

家中に転がっているコントローラーの再利用を促し、ファミリーで和気あいあいとレトロゲームする絵が見えてくるはずだ。

そんなこんなで小さなネオジオミニに、でっかいアーケードコントローラーを繋ぎ、嫁様に白い目で見られれば、君はすでに本末転倒なネオ”オジ”ミニだ！

それが耐えられない！又は王道なカプコンゲーマーなら、こっそりswitchやPSにこれダウンロードすべし！今なら安いし物理的に見えないぞ！

それでも満足ならぬなら、アケアカシリーズを買うか、こちらの沼に来るかの二択だ！健闘を祈る！

格ゲー縛りをやめ、ポケモン世代のお父さんに朗報！SONYもついに歴代PS遊び放題を開放するらしいよ！

と、いう訳でレトロゲームは今日も花盛りである！

以下のツイートのリンクに少し追記しました。


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