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最後の夜に出会えたことを幸せだったと思い出すだろう(Kome's Roots)

BTSに出会ってほんの少しずつですがラブマイセルフ精神を育てています、お米です。
歳のせいもあるかもしれないけどへこむことが少なくなった気がする。
なんで今こうなったんだろうとか、ラブマイセルフのことをあれこれ考えるとBTSはもちろんだけど私がラブマイセルフ精神をここまで育てられたのには欠かせない大黒柱的な人達がいる。
私という人間の土台を作り上げてくれた人達。
今日はそんなお米にとって大切な人達のお話をしていこうと思います。

こちらがついったらんどでよくお名前を出してます人生の推しのおいたん達、UVERworldです(Twitterでは検索避けのために名前ちゃんと出しませんでした)
お米流にメンバー紹介しますと左から信ちん(信人さん)、せいかつん(誠果さん)、彰くん(彰くん)、お父さん(TAKUYA∞さん)、真ちゃん(真太郎さん)、かっちゃん(克哉さん)でございます。(くそ雑)
彼らは滋賀県出身の6人組ロックバンドです。
お米分析的には若者にはもちろん、彼らと同じ40代やそれより上の年代のファンの方も多く、昔は女性ファンが多かったですが今となっては東京ドームを男だけで埋めつくしちゃうほど男性ファンもたくさんいらっしゃる素敵な愛されおじさん達です。

彼らとの出会いはお米が小学生の時でした。
失恋した11歳のお米はもう二度と恋なんてしないよ絶対とやさぐれてまして、その時に幼馴染みから教えてもらったのが「君の好きなうた」、後にお米の人生を大きく変えてくださったおいたん達との出会いのきっかけとなる大切な曲です。
(久しぶりにMV見たら若過ぎて笑ったwww)
さてお米にとって中学時代は地獄でした。
3年間しっかりみっちりといじめられて、なんだこのクソみたいな世界は消えちまえ、いやわしが消えるわってなってるところにスーパーヒーローUVERworldが再び現れ、誰にも助けを求められず引っ込めていた手を掴んで引っ張りあげてくれました。(音楽の力を通して)
どん底だったお米は生きながらえ、高校になってお友達もできたけど中学のトラウマのせいで心の底から信じることが出来ないまま、でもまぁおいたん達のことは信じられるし大丈夫かという精神で一般の方々が青春と呼ぶ10代のピチピチ時代を全ておいたん達に費やしました。
おいたん達の何がすごいって、誰にも言えず心の奥底に隠している気持ちをいとも簡単に解放させてくれるような曲が本当に多くて、え?それ私のことですか?Telepathy?って鳥肌通り越して血の気引くレベルで自分の状況とか心情にカチッと当てはまる歌詞がたくさん出てくるの。
その一部がこちら。

「生まれて不幸だ」って泣いた昨日は
先の喜びのためにあるんだな
(EMPTY96)

鳴り止まぬディスコード
この世の中と上手くやれずに 泣いた昨日も
消えぬディスコード
僕等もいつか愛せるように
(DISCORD)

奇しくもどこか似たもん同志
誰といてもどこか独りぼっち
解けぬ問題集
一人が好きなわけじゃない
誰も好きになれなかった
(AFTER LIFE)

UVERworldだけが私にとっての世界。
流行りについていけなくても、変わってるだの言われぽつんと浮いてしまった状態でも、ただおいたん達だけを信じてもがき続けた日々。
でっかいステージで何千人もの規模のファンの前で、爆音で自分達の音楽をするUVERworldはどんな偉い大人よりも私にとってはかっこよくて人間らしくて世界で一番輝いて見えた。
劣等感と自己嫌悪の塊だった私はいつかこの人達とばったりどこかで対面した時に胸を張れるような生き方をしたいと思って、そこから私のラブマイセルフという長い旅が始まりました。
とにかく心の扉を開いて全てさらけ出せるのはおいたん達しかいなかったのでライブに行く度に手紙を書いてはプレゼントボックスにぶち込んでいました。
時折ねるねるねるねを差し入れすることもありました、特に意味はありませんでした。
お父さん(TAKUYA∞さん)が毎日10km欠かさず走っているのを真似てちょっと走ってみたり、おいたん達から全部やって確かめりゃいいだろう精神を叩き込まれたお米はとにかく思いついたことを片っ端からやってみては、あかんと思ったら辞めたり、好きと思ったことは続けたり、とにかくがむしゃらに毎日過ごしていました。
そして20代に突入してからとんでもない出来事が起こりました。

忘れもしない2016年初夏。
おいたん達のお友達のバンドのライブを観に東京に行った時のことでした。
暇を持て余して開場時間よりうんと早くライブハウスに着いて近所をふらついていると、オシャレなカフェのテラス席にお父さん∞の姿がありました。
それまで地方にライブ参戦した時やその先のイベントでクラブ行ったりした時にお父さん∞とは何度か同じ場の空気を吸うことがありましたがお米はまだこの人と対面できる程の何かは持ち合わせてないと通行人をしては砕けるんじゃないかと思うくらい歯を食いしばっておりました。
それからいつかちゃんと顔を合わせられた時のためにと人生においてのおいたん達への想いを全て書き綴った手紙を「ほぼ遺書」と称して、ここぞというタイミングで渡せる日を夢見ていつも持ち歩くようにしてました。
よく出没される方なのでそりゃおるかぁと驚きつつもこんなチャンスはないぞとおそるおそる声をかけに行きました。
ここからは当時のお父さん∞とのやり取りを再現致します。

友達大興奮&大号泣を優しくあやしつけた後、急にお米の方に向き直るお父さん∞

お米「あっ、えっと、あの、手紙を、ずっと、たくやさんにお渡ししたくて、ずっと持ち歩いてて、」
∞「え?俺にくれるん?」
お米「いや、あのめっちゃ長いんですけど、」
∞「読む読む!ありがとう」

渡した手紙をおもむろにひっくり返してお米の誠の名を確認したお父さん∞

∞「そっかそっか〇〇(お米の本名)か〜」

終始ニヤつくお父さん∞と急に名前を呼ばれた事実で白目を剥きそうになるお米。

∞「やっと顔と名前一致したわ」

最後の一言で、それまで厚い雲に覆われていた私の暗い世界が一気に光に照らされて熱を帯びた。
その一言で今までの人生の色んなことが走馬灯みたいに駆け巡って、生まれてきてよかったって初めて思った。
あぁ今まで通ってきた道ややってきたことは間違いなかった、生まれてきたことを幸せだと思っていいんやって、初めて自分自身のことを認められた。
何も無かった自分から生まれ変われた瞬間だった。
あと本気で願い続けたら叶う事もこの世には思ってたよりたくさんあるらしい。
人生で1番憧れた人のおかげで存在意義を証明できるなんてこんなありがたいことない。
もう頭真っ白で息止まりそうやったし語彙力も思考回路もバカになってしまったお米を差し置いて、お父さん∞はキャッキャしながら「記念に写真撮ろうや〜」とマイペース&神対応で、人生の中で最高の奇跡が起きたとてつもなく幸せな日になりました。

コロナになっておいたん達のライブには全然行けなくて会えない時間が増える一方ですが、今も私にとってのスーパーヒーローはUVERworld。
彼らがいてくれたおかげで今のお米がいます、ほぼ育ての親みたいなもんです。
10代の頃は人が大嫌いで宇宙に投げ出されたような気持ちで過ごしてたけど、UVERworldを通して出会った友達もいるしあの頃のような孤独はもう無くなった。
さらに今はバンタンに出会って、同じようにバンタンが好きな人と繋がって日々その輪が広がっていくようでとても楽しくて充実してる。
コロナ禍で自由や生き甲斐を突如奪われて生きづらく感じてしまうこともたくさんあるけど、大好きな人達とまた会える日を夢見て精一杯生き抜くよ。

今気軽に会いに行ったりできない時だからこそ、人や社会と繋がるツールとしてSNSが最大限に有効活用されてる。
でも日々膨大な数の情報が流れる場所だから良くも悪くも影響を受けるわけで、時折寂しさや憂いを吐き出してるツイートとかも見かける。
みんなどこかでなにかと戦いながらたまに寂しくなったり不安に押し潰されそうになったりしてると思う。
そんな時に頼れる心の拠り所をぜひ見つけて欲しい。
私にとってのUVERworldやBTSみたいに。
周りと合わせなくても、世間一般の普通に合わせなくても大丈夫。
自分が信じたいことをとことん信じたらそれでいい。
幸せか不幸かは自分の感じ方次第で決められる。
自分には何も無いと決めつけず、これだと決めたものをしっかり離さず愛し続けてたらそれが色んな原動力になってくれるし人生を輝かせてくれる。
今なんだか辛くて気持ちが上がらないかったら大好きな音楽に浸って初めて出会った日のことを思い出してみてください。
私はラブマイセルフをするに至って自分自身のルーツを辿ってみると、色んな思い出やあの頃の感情を振り返ってさらにUVERworldが愛おしくなりました。

ねぇBaby この世界はまだ汚れて見えるけど
やっぱり僕は生まれてこれて幸せだと思ってるよ
ねぇBaby 約束しよう 世界は素敵だから
まだ死にたくない そう言えるまで
僕達は生きていこう
(Ø choir)

一番いけないことはさ 自分はダメだと思うこと
誰のせいでもないことを自分のせいにしないで
立ち止まらないで
ずるい奴が笑う世界 そう言いながら物事が
ゆっくりでも良い方に進むと信じ今日も
正しく生きようとする君は素敵だよ
そんな自分を君も愛してあげてよ
(一滴の影響)

少々重暑苦しいnoteになってしまいました…
自分のこと綴るの難しいな(笑)
まだまだラブマイセルフという名の長い旅は始まったばかりなので、これからも自分の好きなもの好きな人達にたくさん愛情を捧げてたくさん素敵なものをもらって、それを糧に少しでも自分を愛せるように生きていきましょう。
では。

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