【カラフワ】クモ（ワタの花と蜘蛛）の話
カラフルワンルーム二回目の開催に参加していました。クモというキャラです。
箱舟みかんさんがSKIMAで販売していたキャラクター（アドプトとかいうやつ）に一目惚れして使うあてもないのに購入したものなので、戦闘とかないカラフワ２あたりがほのぼのできて良いかなと思い、投入することに。
最近、ロールプレイ遊びで過激なことをやって思わしくない結果になることが複数回あり、その反省から“過激なロール（急に暴力を働くとか。簡単に不可逆な状態に陥ることから私はこれを“破壊”と呼んでいます）を縛りつつ楽しく遊ぼう”というコンセプトが生まれました。初心に返るというやつですね。
ぬいぐるみの少女（商品ページのタイトル）、人なんて傷つけられそうにありません。このコンセプトにはもってこいですね。でもなんか純粋にかわいいだけのキャラってちょっとロールプレイしづらいんだよな。私が純粋に善良でかわいいだけのキャラの存在を信じられないから……
ぬいぐるみで何か引用できそうな面白いエピソードってないかな？ とGoogle先生に聞いてみたら、ワタの花と妖精というエピソードを見つけました。ぬいぐるみのワタつながりですね。
糸をつむぐ名人の妖精に嫉妬するクモという私が好きそうな登場人物がいたので、正体はこれということにします。なにかの魔法でぬいぐるみに変わってしまった感じの。なぜ、そんなことになってしまったのでしょう？ クモというのは抱き合うみたいな接触とは無縁の生き物だと思います（クモエアプなのでハグ大好きなクモも世界の何処かにはいるかもしれません）ので、ハグがしたくてぬいぐるみになったのでしょう。
そして妖精のことはどう思っていたのでしょうか。クモと妖精、妖精と言えば蝶羽根……クモと蝶の関係性の有名な歌がありますね。Hungry spiderです。
これもモチーフにすることにします。クモは妖精に恋していて、しかし傷つけることをいやがり、妖精を放したのでしょう。悲恋ですね。妖精がクモにぬいぐるみの姿を与えたのも、妖精なりの愛だったのでしょう。
ゲーム内の日記でこのあたりのことに断片的な形で触れましたが、純粋にお互いに善意だけがあったのかは、わからないようにしています。人間関係は、いろいろと面倒なことがありますから、そういう感じにしたほうが私の中でのリアリティが上がると思いました。（実際にリアルかどうかではなくて、私がロールしやすいかどうかが重要）
カラフワのキャッチフレーズに「色に溢れた世界を、もう一度好きになろう」（うろおぼえ）というのがあるので、世界に対する態度も決めておきます。クモは沼地に引きこもっていて、妖精にいざなわれるままに外に出て、いろいろなものの美しさ、妖精への愛情を知って、自分が醜い生き物であることを知って悲嘆にくれていたりもします。「世界が美しいがゆえに自分のことを憎む」というのが、私のカラフワへのアンサーです。いや、リスペクトしてるんですよ。毎回こういうアンサー出してる気がするけど。前回のカラフワ（ステル）でも同じことしたけど。
もちろんこの辺のドロドロした悲劇が表出すると全然ほのぼのできなくなるので、あくまで日記でしか設定を出さない予定でした。自覚があると、人を騙していることに罪悪感を覚えるロールをせざるをえない（前回のカラフワでそういうことをやった）ので、本人はもとから自分のことがぬいぐるみだったと思い込むようになっています。記憶喪失ですね。
私がプレイヤーであることが明らかな状態だと、自業自得とはいえ、「こんなかわいいキャラクターでもどす黒い設定があるんでしょ？」と色眼鏡で見られることは確定的に明らかだったため、プレイヤー名は秘することにしました。いわゆるステルスというやつです。バレバレだったみたいですが……
実際交流してみたらいろいろと予定からはズレてしまったのですが、まあ楽しかったのでオーケーです。設定出さないのもったいないよねやっぱ！ ワハハ。お付き合いしてくれたかたありがとうございました。
なんか本性が出て（と言っても記憶を失ってただけなので、本質はあんまり変わらない）皮肉が言えるようになってから格段にロールしやすくなってしまったのが笑える。結局わたしってほのぼのキャラ無理なんですか？ わたしだって陽だまりに入りてえんだよ……！ どけ！ 陽だまりに入れろ！
わりと好きなキャラで、若干ロールしたりないところがあるので、機会があればまたどこかで交流させてやりたいですね。人が死なない感じのゲームで……