株分析、初級編(テクニカルメイン。 一部ファンダメンタル。)
らのぴです こんにちは😂 今日は株の分析初級編書こうと思ってて。
具体的な銘柄について分析結果を(証券アナリストとして)を有料で書くと投資助言業登録してない私は終わるので、書けない!が!無料か、具体的な銘柄を使わないという縛りならば書ける!ってことで。
安く買って高く売ればいい → 安いかどうか分からんから困ってるんじゃ。 そう言われがちである。 みんなどこ見てるのか? っていう話。
9月15日を天井に、10月3日時点まで日経平均が下げまくって発狂😂(33,634→31,237=△2,397≒7.1%)
日経平均といえば、東証プライム市場の中で取引が活発な225銘柄を日経新聞社が選んで算出するもの。それが7.1%減/3週間 きつい😂w
日経平均に採用されていない銘柄のほうが値動き激しいと思うんで、さらに下げてるかもしれない。1日で5%下げる日とかもあるかもしれない。
とりあえず、株分析初級編では、テクニカル分析とファンダメンタル分析の基礎みたいなことを書いてみたいと思うの。
テクニカルもファンダメンタルも両方分析の結果、よいと判断できればそれは素敵な株。
◆テクニカル分析
チャート見る分析方法って出てくる。では、らのぴが「FRANCEBEDのマットレス、ダブルベッドサイズ」を使っていて気に入ってるのでFRANCEBED株を見てみようと思う。下のスクショはSBI証券アプリ。
初級編なので、全テクニカルは解説しない。(ボリンジャー、パラボリック、一目均衡表その他のテクニカル要素は省略)
まずは
*◎分足~月足 (ローソク足)
*移動平均
*MACD
*出来高
あたりを見てほしい。カメラでいえばF値、シャッタースピード、焦点距離並みに重要な箇所。
*ローソク足
◎分足(~ふんあし)とか、日足(ひあし)とか週足(しゅうあし)とか月足(つきあし)とかあるけれど、
基本的には日・週・月、全部みる。 そのうえで、どれくらいの投資期間を想定しているのかによって、どの足をみて買うかを決める。
たとえば、投資期間「年単位」で持とうと思ってるのであれば、
1分足利用はダメ。 時間軸が違いすぎる。
そういうときは月足を見ようということになる。
1分足とか5分足はデイトレーダーの時間軸。
たとえば;
月足を見て買ったならば、その日とか1週間後とか(=短期間)に多少下げたところで怖くて売るみたいなことをしないでほしい。
月足は1ヶ月のローソク足。1週間後下げたからといって売ってたら1本もローソクできてないのに売るみたいな話になってしまっている。
年単位の長期投資のハズが多少の値下がりで売るなんて突然短期投資家に切り替わってしまっている。ブレブレはダメ。
逆に、買ってその日に売る「デイトレーダー」。買ったはいいけどその日の終わりに値下がり=含み損状態で売らなかったとする。
「損失出すのが嫌だった」と言い始める。含み損だからと売らないなら、5分足で入ってはならない😂
損失出すのが嫌だから長期投資家に切り替えだ!と言い始めるのもダメ。時間軸をしっかり決めて、一度決めたら(最近で言えばビックモーター事件みたいなああいうニュースがあったら別として。)基本的にはその通り持ち続けよう。
*移動平均
ローソク足以外に、なんかつきまとって来る線があるよね。↓ 黄赤緑
ローソク足につきまとう黄赤緑の線は、過去の株価の平均を表している。
(例/ 短期なら5日、中期なら25日、長期なら75日と設定する。)
長期の緑色が右上がりだと、長期的にあがってる株なんだな=それは上げトレンドだなといったことが判断できる。
たとえばこのチャートの6月はじめ、1023円まで下げてる日がある。緑色の移動平均線で跳ね返ってるような動きをしている。トレンド的には上げているし、長期線(緑)まで落ちたら買おうかなと思っていたトレーダーが多かったようである。
買値の注文を、移動平均線に合わせておくといった手法も可能。ただし、その移動平均線を下回ることも当然ありえる。そうなると反発してあがるというよりは トレンド終了と判断されてたくさん売られて株価がどんどん下がってしまうかもしれない。
それゆえ、1回に株用の資金の全てをつぎ込むような買い方は×
※分散投資とは、銘柄をたくさん用意するって意味だけではなく、同じ銘柄であっても、資金・時間的な分散も必要ということ。
その他、「最近の安値、高値はいくらかな」というのも確認できる。
「その安値を下回ったら下げトレンド」、
「その高値を上回ったら上げトレンド」
と判断することも可能。
トレンドという言葉を使うのは、永久に上げ上げというわけではなく終わりがくるから・・・・。
*MACD
マックディーと読む。
移動平均の修正な指標。アプリで自動計算してくれるからありがたい。MACDシグナル(という線)を、MACD(という線)が下から上に突き抜けることをゴールデンクロス、 逆をデッドクロスという。
もう1回同じスクショを載せると・・・
真ん中の段(ローソク足・移動平均線の下で、出来高の上)
MACD1.9 シグナル7.3みたいに書いてあり、この緑色(MACD)がオレンジ色(シグナル)を下から上に交差・突き抜ける(ゴールデンクロス)になると、一般的には上げトレンドと言えるという感じ。
ここでよく言われるのが 「いやいやいや。ゴールデンクロスの前に、安い状態から買ったほうが安く買えるじゃん」ということであるが・・・
おっしゃりたいことはよく分かる。が、下げ続けたら辛いよ😂ということ。
一番底値を当てるなんて無理。世界中の人の買い注文売り注文をあてるってことだよ。無理だよ。
ゴールデンクロス頃からの買いでじゅうぶん。チャートって過去の話だから、将来そのとおりになるかは分からないけれど可能性を少しでも高めるためにテクニカル分析はある。
*出来高
出来高は、どれくらい取引があったのか(何株)という話。
注目が集まっているとの判断は、出来高で可能だ。
スクショの下の部分に出来高が載っている。6月末にたくさん取引されたということがわかる。そしてその頃株価が上がっているのだから、
何かいい情報が出たのかな?それで買いが殺到して上がったのかな?と推測ができる。そしたら、会社がなにかその頃発表していたり、その会社のニュースがあったのかなと調べるきっかけができる。
◆ファンダメンタル分析
さて、話は変わってファンダメンタル分析というものも軽くふれておくと・・・ぐぐると・・「経済状況や企業の財務状況・経営状況などのデータを基に将来の株価を予測する分析手法。株価の予想ではなく、企業の業績予想や、資産の活用状況の把握に主眼が置かれます。」
とか書いてある。
結局のところ、基本的には「決算内容読め」だね。
決算書を読むっていっても、財務分析/会計基準 辺りの内容をびっしり書いたらいつまでも終わらんので、特に見るべき指標としてPER、PBRを挙げる
PER、PBR
FP検定にも登場するよね。
大企業、規模がでかすぎてイメージわかないから、「1株あたり」で考えたほうがわかりやすい。
株価が1株あたりの利益の何倍かな?という見方をする指標がPER
株価が1株あたりの純資産の何倍かな?という見方をする指標がPBR
ここでの利益=損益計算書の利益 純資産=貸借対照表の純資産
<PER>1株2,000円の株があったとして、
決算書上の1株あたりの利益が500円だったとする。
そうすると、PERは、2,000÷500=4(倍)と算出される。
どう読むかというと、同じ利益を4年積み重ねれば、今の株価に到達してしまう。これってすごいことじゃないですか?
→同じ利益が続くなら4年で価値が2倍になるってこと。
ってことで、PERは、◎年同じ利益が続けば(理論上、純資産の増加により、)価値は2倍になるという考え方をしてみると、PERも低いほうがすごい、という評価を得る。割安ということ。一般的にはPER15倍といわれるが、 どの会社も毎年利益は一緒じゃないので単純にPERだけをみていても判断を誤る。
たとえば、「自社ビルを売却しました!利益めっちゃ出ちゃったww」っていう決算書を使ったPERが2(倍)とすると、この利益が2年続けば株価は倍だという話になってしまうが、自社ビルを売却しましたって毎年ある話じゃないということになる。そういう普段ないような取引まで利益の中に入り込むし、翌年はその利益でないよねってなるからここをうまく修正して自分なりのPERを算出できるかが中級上級の話。
また、赤字を出すことだってありえる。赤字だとPERは算定できない。※利益を何年積めば株価に相当するかがPERだから。赤字はマイナスになっちゃって計算できない。
<PBR>1株2,000円(時価)の株があったとして、
決算書上の1株あたりの純資産(資産ひく負債)が1万円だったとする。
そうすると、PBRは、2,000÷10,000=0.2と算出される。PBRは1を基準に、それより低いなら割安、高いなら割高と言われることが多い。
しかし、単純にPBRが0.2だからといって必ず1に向かっていくわけでもないので注意。割安の理由とかを考えていくのが中級上級の話。
ほぼ似たイメージの会社があれば、比較してみるとかでも良いかもしれない。たとえば、九州フィナンシャルグループとふくおかフィナンシャルグループというそれぞれの銀行グループ でどちらも九州。似たイメージ。
どっちが割安なんやろ?というときに比較に使ってみるのはどうだろう。