修行ネコ★⑱ヘレン・ケラーの暴走
極端から極端へ
さて、ヘレン・ケラーと名付けた全く鳴かない成猫保護猫ハルだったのですが、
初めて あにゅる~ぅ とアピールの鳴きをしてからというもの、
鳴きの主張が止まらなくなりました。
そして、
なんと!
今までは朝ご飯は10時くらいだったのですが!
毎朝5時に起こされるようになりました・・・
私の住んでいる所は比較的静かな住宅街でもあるので、早朝は鳥の声がよく聞こえます。そして、私は聴覚が敏感なので、朝は静かに、ゆったり起きたいのですが、
ハルは朝から結構な音量での飯アピール。
何が起こったの?
ていうか、今までは何だったの?????
夜型で朝が苦手な私は、もうつらくってたまりません。
私は始めは完全無視で寝続けてたのですが、ハルはお構いなしに、ベッドを引っかき、がなられる日々。
私は降参して寝ぼけ眼でベッドをはい出て、ハルのフードをお皿へ出します。
そして又ベッドへ戻って時計が鳴るまで寝る、という日々。
つらい。つらいです。
救世主ペットウォッチのはずが・・・
!! イエス!
そうでした、私はいざという時のために、自動エサやり機をゲットしていたのでした。
飼い主不在というわけではないですが、こんな時こそ使いましょうということで、朝の6時にセットしてみたものの、
旧型のもので、どうやらフードが出てくる所を手でさぐるとそのエサやり機に入れているフードがゲットできてしまうというものだったらしく、
ずっとハルはこっそり手を入れて規定量以上のフードを食べています。
鳩時計?いえ猫時計からの人間下僕化計画
しばらくは見ないふりをしていたのですが、どれだけのフードを食べているかも把握できないのもねえ、と思い、
仕方なく起きて私の手でご飯をあげることにしました。続けていくうちにベッドでぐずぐずしてるとハルのわめきでどんどんイライラが募っていきます。
交渉は全く通じない、という結果を経て、
あさイチの『わぁ~~~~~~~ん』
が発せられたあたりで潔く飛び起き、その続きの大合唱のような音量になる前になんとかエサやりをするようになりました。下僕の第一歩?!
すると
はじめは嫌で嫌でたまらなかったのですが、しばらくやり続けると7時くらいまでは猶予をくれるようになり、(許しが起きたのか?????)
なんと、自然に(自分にとっての)早起きができるようになり、ちょっとありがたかったです。
ハルは朝のギャン鳴きと同時に夜もギャン鳴きするようになっており、フードも少し増やしていました。
しかしその半年後、ハルと全く関係のない家族問題で自己ワークをした後、急に早朝のギャン鳴きが治まり、私が起きるまで待ってくれるように変わったのですね。私が変わるとハルも分かりやすく変わるんですね。そんなお話はまた追々致します~。
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