子どもの礼拝『大漁の奇跡』(2023年10月8日)
先日私が担当した、日曜学校でのお話をシェアします。
【おはなし】
今日は、漁師のシモン、のちのペトロがイエス様の弟子になるまでのお話をします。
ヨルダン川で洗礼を受けたイエス様は、神様の子供、メシアとしての仕事を始めました。
ガリラヤ湖の周りの街を巡りながら、神様のお話をして、病気の人を治しておられました。
次第にその評判は口コミで広がり、ある日イエス様がゲネサレト湖、ガリラヤ湖の岸辺でお話をしようとすると、沢山の人が押し寄せてきました。
湖に落ちそうになったイエス様は、近くに居た漁師のシモンに頼んで船に乗せてもらい、お話を始めました。
お話を終えたイエス様は、シモンに
「湖の真ん中まで行って、漁をしなさい」と言いました。
でもこの時シモンは、前の日の晩にずっと漁をしていたのに一匹も取れず、クタクタに疲れていました。
しかも明るい時間は魚も起きているし舟も目立つので、夜中よりも魚は獲れません。
(いくら先生の頼みでも、今から漁なんて…)
シモンは気が乗りませんでした。
でも一方で、シモンは別のことも考えていました。
(この人の聖書のお話は、他の先生よりも分かりやすくて説得力がある。
それにこの人が病気に「この人から出ていけ!」と言うだけで、本当に病気が逃げてみんな元気になる。
この前ウチの家族も治してもらったんだ。
この人の言葉には、他の人には無い“何か”があるんだよな…)
そこでシモンは
「多分釣れないと思いますけど、先生が仰るならやってみましょう」
そう答えると、舟に網を乗せ、仲間に手伝いを頼み、船を数キロ進めて、湖の真ん中で網を投げました。
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