見出し画像

【結婚式PdM2】チームを作ろう!(ステークホルダー・トレードオフスライダー)

※結婚式はこちら
※前回の記事はこちら
※まとめはこちら

まずは、披露宴を作っていくチームを構築します。
とは言っても、基本は私と妻だけですがw
併せて、事前に合意しておくと良きことをやっていきます。

妻とミコト

メンバー

チーム

チーム

まず、一番偉いのは妻です!!
結婚式の主役は妻ですので、すべての成果物・仕組みは妻が気に入らなければ(承認しなければ)開発・製作・リリースとはなりません。

そのためにサービスをどんなものにしていくのかを設計していくのがプロダクトマネージャである私(ミコト)です。

また、当然手を動かすのも自分たちですから、作業者の役割を持った妻とミコトもいる、ということになります。
※本来のプロダクト開発では、もっともっとスペシャリティをもった仲間を集めてくださいね。

ウェディングプランナーさん

プランナーさん

基本はミコトと妻で検討・決定・製作等をしていきますが、心強いパートナーとして、ご協力いただけるウェディングプランナーさんもいらっしゃいます。

式場が決定した後に、「どんなプランナーがいいか?」の要望を聞かれました。
ここではミコトと妻だけでは補いきれないスキルを補ってもらうように以下の要望を出しました
・「なぜそれをやりたいの?」(Why)をしっかり深掘りしてくれる人
・そのWhyであれば「こんなコンテンツ」(What)もできるよ!まで提案してくれる人

元々自分たちが課題感を持っていたことからスタートしたわけですから、その課題を解決する方向に進めるとは思っていました。
一方で、プロダクト開発ではよくある話ですが、ユーザー自身は課題を自覚しておらず、本質的な課題は言語化されていない場合が多いです。
そのため、私達自身が課題を表面的に捉えて、それがなぜ課題なのかをしっかり深掘りできずにWhatを考える危険性があると考えました。
そこで、上記のような要望をしたわけです。

言ってしまえば外部コンサルタントのような立ち位置です。
加えて、定型化された挙式・披露宴から逸脱していくことも厭わない思い切りの良さも必要だと思ったので、そこは対話の中で伝えていきました。

ステークホルダー

ステークホルダー

ここは普通とあんま変わらないので詳しい説明は省きますね。

合意しておくこと

優先順位:トレードオフスライダー

このあとサービスを検討していくわけですが、一点だけ先にやっておきたことがありました。

それは優先順位の付け方の合意です。
実際のプロダクトもそうですが、出そうと思えば課題は無限に出てくるものです。
それらを全部解決していたらお金も時間もいくらあっても足りません。

同様に、結婚式でもお金と時間とスキルがあれば、やりたいこと全部をやれば良いですが、そんなわけにはいきません。

そこで、どれをやってどれをやらないのかを決めていきますが、現時点ではコンテンツまで話がいっていないので「何をやるか」「何をやらないか」という話はできませんので、決め方を合意しておくことにしました。

これはプロダクト開発でも重要です。
「今のフェーズはソースコードの保守性よりも、ユーザーの価値を速く届けることが重要だ!」とか「とにかく安く済ませることを最優先にしよう!」とかを先に決めておくと、議論をスムーズに進めることができます。
と、いうかあとからそんな話をすると「は?」と言われること受け合いです。

決め方ですが、ここではスコープ + QCDで決めました。

結論は以下です。
っていうか結婚式準備ってこれしかなくないか?

トレードオフスライダー

まずは、式を後ろ倒すことはできませんし、準備が遅延すれば本業にも支障が出かねないので、期日が最優先。
次に、やろうと思ったら上限はきりがないですし、無い袖は振れないので、予算
スコープと質は難しいところですが、下手にいろいろやって印象が薄いよりも、一つ一つのが高いほうが良いだろうということで、3番目。
最後に、スコープです。



今回はここまでです。
次回は、検討を進めていく上での前提条件である
・日程
・会場
・予算
について詰めていきます。


次の記事


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?