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UNMIXさんから新作コスメをいただきました
(この記事は旧ブログに2023年10月26日に投稿されたものです)
(10月28日追記:このブログ記事はプロモーションではなく、UNMIXさんにご縁があってプレゼントとしていただいた商品について私が勝手に感想文を書いて、リリースが出たタイミングで公開させていただいたものです)
こんにちは。真下みことです。
今回はご縁があっていただいたUNMIXさんのコスメについて(長々と)書いていこうと思います。
ご紹介するのは全て発売前のものとなってしまうため、気になるものがあった方は発売日などメモしていただけると!
コスメに興味がない方はちょっと退屈な記事になってしまうかもしれませんが、まあ気軽に読んでみてください。
UNMIXさんはビューティークリエイターの吉川康雄さんによるメイクアップブランドで、私にとっては少し上級者向けのブランドさんというイメージでした。そう思っていたのは、どの色も結構パッケージの中で見るとビビッドな色で、普段ぽわんとした色が好きな私にとっては挑戦色に見えたからです。
なので今回いただいたコスメを拝見したときも、「果たして自分に使いこなせるのだろうか」という不安がよぎりました。でも使ってみたら、本当に、すっごい良かったです。一瞬でファンになりました。我ながらちょろい。
まず今回いただいたものは以下のとおりです。
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上から順に
・UNMIX アイブローペン 03 シナモン(2024年3月15日 発売)
・UNMIX アイリッドニュアンス 11 グアバ(2024年2月15日 発売)
・UNMIX アイリッドニュアンス 12 ダークハニー(2024年2月15日 発売)
・UNMIX リップスティック 01 トマト(2024年1月15日 発売)
・UNMIX フェイスグロウ 01 ブーゲンビリア(2024年4月1日 発売)
です。
まず、この白パケにピンクブラウンでロゴが入っているのが上品でかわいすぎませんか??
「〇〇すぎる」って言葉を最近よく使ってしまうので小説では書かないようにしているのですが、これは流石にかわいすぎる。高校時代に「かわいすぎる」に「ギルティ(罪)」をかけた「かわいすギルティ」なる言葉が私の周りだけで流行っていたのを思い出しました。それくらい(?)これは罪なかわいさ。
さあパッケージで心を掴まれてしまってなかなか先に進めませんが、一つひとつの商品をご紹介してまいります。憧れのスウォッチにもチャレンジしたので「長い」と諦めずに読んでください。
1.アイブローペン 03 シナモン(2024年3月15日 発売)
え、初っ端からアイブロー?って思った方、いるんじゃないでしょうか。私なら思う。だって眉毛って前髪で隠れるし。実は書き方よくわかってないし。ダブルエンドのアイブローは星の数ほどあるから、正直安いのでいいかなって思ってるし、みたいな。
大丈夫。初っ端からアイブローで、UNMIXさんの凄さは十分に伝わります。
こちらダブルエンドの商品なのですが、片方はペンシルです。
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ちょっとピントがボケちゃっていますが、いわゆる楕円芯のやつですね。
反対側、なんだと思いますか?「スクリューブラシ?」「ぐりぐり粉をなすりつけるタイプのパウダー?」どちらもハズレです。私もそのどちらかだろうなと思って開きました。そしたらびっくり。
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そう。なんと反対側はブラシなんです。形としては円筒のドーム型で、眉用にしては柔らかめのブラシです。(ちなみにこのブラシホルダーは別売りです)これは吉川康雄さんが愛用されているブラシから着想を得たものなのだとか。
果たして素人の私に使いこなせるのか、と不安になりながら眉にペンシルで描いてみると、発色が柔らかい。そしてぼかしやすい。UNMIXさんの優しさを感じます。
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眉頭はブラシでぼかして、眉尻はペンシルの細い方を使うと、これ一本で眉が完成します。眉毛描くの本当に苦手なのですが、この商品はぼかしやすさが本当にピカイチで、発色も穏やかで、見た目とは裏腹にとても使いやすかったです。
さらにいろんな色を揃えてもわからなくならないように、各カラーのシールが用意されていて、貼ると一目でどの色かわかる仕組みらしい。
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これは(私含め)収集癖がある人にとってはありがたい。使いやすくて集めやすいUNMIX、恐ろしい子……!
2.アイリッドニュアンス 11 グアバ(2024年2月15日 発売)
3.アイリッドニュアンス 12 ダークハニー(2024年2月15日 発売)
続いてみんな大好き単色アイシャドウです。スウォッチの関係でまとめてのご紹介。さあてピンクかな、ベージュかな、なんて思いながら蓋を開けると……。
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グアバ、すごい色……。大丈夫?これまぶたにのせて大丈夫?グアバという名前の通り本当にグアバっぽくて、ゴールドラメがチラチラと輝いています。公式ではピーチピンクと書かれていますが、見た感じは蛍光オレンジっぽいです。
そしてもう一色、ダークハニーはというと……。
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すっごいダークなハニー。私が知らないだけで、世の中にはこういうハチミツもあるのでしょう。世界は広い。ただこれ眺めているのが楽しいカラーで、この写真だと伝わりにくいのでわざとピントをボケさせた写真を撮ったのですが、
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この多色ラメ感、伝わってますか?青ラメ大好き人間としてはよだれを垂らしそうになる程美しい、さまざまな色のラメ……。リリースによるとオレンジラメとターコイズやアイスブルーのきらめきが楽しめるそう。「青ラメ」とざっくり楽しんでいたものにも様々な種類があることを学びました。もはやこれは使えなくても観賞用にいいなと半ば諦めながらスウォッチを撮ってみると、
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あら、意外と薄づき……?特にグアバは蛍光オレンジ!ドカーン!という印象になることを懸念していたのですが、腕に載せてみるとシアーというか透明感のある発色。先ほどのアイブローもそうですが、UNMIXさんのものは透明感がキーワードなのかも?と思っていたら、今回のコレクションのテーマが『〜ひとという「生命」の魅力を消さない〜』ということで、無闇に隠すのではなく、ひとそれぞれの魅力を信じて生かすことがコンセプトみたいです。
なるほど、と深く頷きながらアイホールと下瞼にグアバを載せ、上瞼の目のきわから5ミリほどにダークハニーをのせてみました。すると確かに、上瞼は目元の元々のくすみ感とか色素沈着とか、そういうものが生かされて陰影っぽくなってます。そして下瞼は涙袋が自然とふっくらする感じで、わざとらしさがありません(目の写真は上手く撮れなかったので割愛。代わりにピントをぼかしたものを載せておきます)
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やっぱり綺麗!
私自身、二十代も後半に差し掛かり、最近はファンデーションをガーっとまぶたを含めた顔全体に塗りたくってアラを隠しまくり、そこからマットなアイシャドウでこれでもかというくらいに陰影をつけるメイクばかりしていたのですが、単色ずつで仕上げるの、いいかも……。無理がない感じというか、大人っぽい感じというか、余裕みたいなものが出ています。私、このままでいいんだって思えます。
自己肯定感って「自分はこういういいところがあるから素晴らしい」ではなく「自分はこういうダメなところもあるけれどそれはそれとして私という存在は素晴らしい」ってことなんだろうなと最近思っているのですが、このメイクをしていると自己肯定感が上がります。私のダメなところ(アラとかくすみとか)は隠さなくてはいけないものじゃないんだ、って思うだけで、自分自身を肯定できる。なんだか自己啓発本みたいになってきましたが、今回このアイシャドウを使ってすごく自分に自信がつきました。
4.UNMIX リップスティック 01 トマト(2024年1月15日 発売)
続いてみんな大好きリップです。というかコスメなんてみんな全部大好きに決まってるんですよね。得意不得意があるというだけで。
というわけでリップのご紹介なんですが、これまで紹介してきた商品は既存のものの新色だったのですが、こちらは今回のコレクションからの新商品です。
さてこちらはどんな色が……。
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めっちゃ赤!!でも私はわかってきました。UNMIXさん、これは透明感のある赤ですね?(名探偵みこと)
そう思ってプレスリリースの開発ストーリーを読むと、やはり素の唇を透けさせるような発色のようです。「メイクは化粧の綺麗さを見せるものではなく、人の美しさを演出するもの」とあり、最近メイクをしてそれを見せることが目的と化していた私は反省でいっぱいの気持ちですが、これを使えばプロの技を再現できるらしいです。
これまでUNMIXさんのリップはグロウとステインの二つの質感があったそうですが、今回は各色に合わせた質感になっているようです。
スウォッチしてみると……
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あああああああああああ!!!かわいいっ!!!
このほんのり血色って感じのピュアな赤が最高にかわいいです。見た目よりは硬めのリップなのですが、薄膜仕上がりで均一に付けられます。
例によって唇の写真はありませんが、唇にのせると確かに元の唇の色を生かしたピュアな感じのリップになっていて、最高でした。私の唇の色って案外いいんじゃない?とまたしても自己肯定感が上がりました。コスメでこんなに自己を肯定できるなんて、すごい。しかも保湿成分が今までは5種だったのが12種まで増やされており、唇のケアまでしてくれるそうです。すごすギルティ。
5.フェイスグロウ 01 ブーゲンビリア(2024年4月1日 発売)
いよいよラストです。もう何がきても驚かない覚悟はできています。フェイスグロウということはチークかハイライト、しかし色の名前的にお花っぽいからこれはチークでしょう。そう思いながら蓋を開けました。すると、
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いやちょっと待ってすごいピンク!!(毎回こんなリアクションになってしまう)
最近は白みピンクやら白みベージュやら、そういう白がたっぷり入ったチークばかり使っていたので、この明るいピンクには流石にビビりました。私に使えるんでしょうか(何回目?)
さらに驚いたのはその質感です。パウダーなの?クリームなの?どっちが好きなのってどっちも好きだよ?といった感じの質感で、本当にどっちかわからない。さらさらとしたクリームのようであり、しっとりしたパウダーのようでもある。
こちらも今回からの新作ということで開発ストーリーを見ると、普段パウダーチーク派の私にとって衝撃の言葉が。
「人肌にもともとパウダーは存在しない」
た、確かに……!だからパウダーチークを塗ると塗装したみたいな人工的なほっぺになっていたのか。そういうわけでこの商品は厚化粧感が出ない「オイル高配合パウダー処方」となっているらしく、つまりこれはパウダーなんですかね?(そこがまだ気になるオタク)
でもこの質感、ブラシじゃ使いにくいような、と開発ストーリーを読み進めていくと、おすすめしたいツールとして「指」が紹介されていました。私の指って、ツールだったんだ……。
ただ指で塗るとなると気になるのがケーキング(指の脂などにより粉が表面で固まっちゃう現象)だよなと思っていると、なんとこちらアンチケーキング処方だそうで。UNMIXさん、抜かりなさすぎます!
さあごちゃごちゃ言ってないで塗ってみましょうということで腕に出してみると、
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何、この透明感!!!パウダーとは思えません。光を綺麗に反射してツヤっと光ります。頬に塗った写真はありませんが、ニコッと笑うと頬が光る、笑顔がかわいくなるチークです。結構大人になってしまった私にも、ピュアさと透明感が手に入ります。
さきほどアイシャドウの時にも書いたと思うのですが、最近の私のメイクときたら厚塗り厚塗りで自分を覆い隠す仮面のようなメイクが多かったのですが、このピンクを纏えば、自分の笑顔にも自信が持てそうです。
結論:UNMIXさんのファンになりました
最近、年齢で変わっていく肌を隠して、以前の肌のみたいに見えるようこってり塗り固めていたのですが、そうじゃなくていいんだよ、というメッセージに惚れました。自分自身の魅力を信じるメイクがあるのだと、UNMIXさんの商品に教えてもらった気がします。
UNMIXさん、本当にありがとうございました。他のものも色々集めてみます。
みなさんも、私と一緒に自己肯定感が上がるメイクを始めてみませんか?(唐突な勧誘感)
おわりに
……ということでみなさん5000字超えの記事をお読みいただきありがとうございました。「いかがでしたか?」どころの騒ぎじゃありません。本当にお疲れ様でした。ここまでたどり着いた方を勝手に「猛者」と名付けます。
最近寒くなってきましたので、みなさんとにかくご自愛ください。それでは。
真下みこと