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私が私になるために 〜UNMIX2025SSプレス発表会〜

ようやく秋めいてきましたがみなさんいかがお過ごしでしょうか。
私は日々服装を(気温的な意味で)ミスりまくっており、無駄に汗をかいたり無駄に寒がったりしています。こういう「体感」的なものが小説に役立つ日が来ると信じて生きています。

というわけでご縁がありUNMIXさんの2025SSプレス発表会に参加させていただきました〜!!

(最初にお断りしておくと、発表会では興奮のあまり全く写真を撮っておらず、今回の新作がベースメイクという写真だと伝わりづらいものだということもあり、文章のみのレポとなります!軽く書くつもりでしたが3000字になってしまいました!お時間ある時に!)

UNMIXさんとのご縁のはじまりはこちらの記事をご覧ください(いただいた新作コスメを勝手にレビューしたブログ記事です)

ファンデーションが苦手


UNMIXさんの今回の新作は、なんとファンデーション!そう伺ったときから、私はなんだかソワソワしていました。

何を隠そう、コスメ好きであるにもかかわらず、私はファンデーション、大の苦手なのです。

隠したいところを隠蔽しようとついつい厚塗りになってしまい、すると肌が息苦しくなり、厚塗りゆえ崩れやすく、私は風邪を引きやすいのでとマスクなんてしようものならドロドロになり……と愚痴を書き連ねてしまうほどに、ファンデーションは難しい。

結局最近はデイクリーム兼下地に色なしの下地と色付きの下地を重ねることでなんとか誤魔化してやってきました。写真を撮られる日はさすがにファンデーションをバシバシと叩き込み、風邪を引くのは諦めてマスクなしで移動することでなんとかやってまいりました。

しかしわたしも立派なアラサー。隠したいものは日に日に増えていきます。

そんな中であのUNMIXさんがどんなファンデーションを出されるのか、ドキドキで発表会を訪れました。

カモフラージュとは?

ベースメイクのラインナップがこちら。

・UNMIX カモフラージュファンデーション
 2025年2月10日発売 全3色(01〜03)4180円
 2025年5月10日発売 全1色(04)4180円

・UNMIX カモフラージュコンシーラー
 2025年1月10日発売 全2種(0102/0304)4400円
 2025年4月10日発売 リフィル全4色(01〜04)各1980円

・UNMIX オールデイクリーム
 2025年2月10日発売 3960円

・UNMIX ソフトタッチスポンジ
 2025年2月10日発売 2個入りケース付き 1320円

まず、カモフラージュって何?と思いますよね。私も思いました。都市で自分の姿を消すように生きていくみたいに、私の肌も消さないといけないのかしらって。

そんなわけがないのです。だってこれはUNMIXさんのファンデーションなのだから。

「"絶好調な日の肌"を擬態した膜」を顔にかぶせる、というイメージで作られたこのラインナップ。

「本来、自然なひとの肌に粉は存在しないから、パウダリーメイクは自然に見えないのです。」

プレスリリースより

人肌ノンパウダー理論と個人的にお呼びしている(今初めて呼びました)吉川さんの理論。この考えに基づき、ベースメイクは粉感のない仕上がりだそうです。

というわけで塗っていきましょう。写真はないですが!

ファンデの色選び、どうしてますか?

色選びに入っていくのですが、
「デコルテの色と同じ色がいいんですよ〜」
と言われて衝撃を受ける私。

で、デコルテ……??これまではなんとなく標準色より明るめのピンクがかった色を選んでいました。なぜかというと、そういう肌に憧れていたからです。

しかしプレスリリースに驚きの一言が。

なりたい肌の色ではなく、自分の肌の色を選ぶ

プレスリリースより

なりたい肌の色ではなく、自分の肌の色を選ぶ……。

すみません、衝撃のあまりブログで復唱してしまいました。

これは要するにデコルテの色を選ぶことで、自分の肌色から浮かない、自然な色を選ぶことができるというお話なのですが、私はこの言葉、この色の選び方から勝手にメッセージを受け取りました。

これまで、私のメイクは「自分ではない誰か」になるためのメイクでした。クラスで1番可愛い子とか、モデルさん、女優さん……とにかく自分ではなくなるために、自分の肌の色を無視してメイクをしていました。

しかしUNMIXさんのコスメを使えば、私が私になるためのメイクをできるということなのです。

自分らしく、セルフラブ、自己肯定感……そんな言葉が声高に叫ばれても、私は誰かになりたかった。けれど結局、自分から逃れることはできないのだから、自分を愛すること、その第一歩が、わたしにとってはこのファンデーションなのかもしれません。

調子のいい肌

というわけで色選びが終わり、顔に塗ることに。オールデイクリームを塗り、スポンジにファンデーションを馴染ませます。ちなみにというか結構重要な情報ですが、ファンデーションは練りタイプです。

そして顔にポンポンと優しく塗布していきます。
「あれ?これあんまり色つかないなぁ」
などと思いながらポンポンしていくと、いつの間にか調子のいい肌が現れます。

マジックみたいな書き方になってしまってすみません。タネも仕掛けもございませんし、私としても何が起きたかわかりません。でも本当にスポンジで優しく叩いているといつの間にか美しい肌が現れる、そんな感覚なのです。これはぜひ体感していただきたい。

ファンデーション単体での感想は「手品みたいだな……」というコスメ語りをするものとしてはどうなの?みたいな感じだったのですが、ここからがすごいのです。

血色を足すためにフェイスグロウをブラシで塗布していくと、あることに気づきます。
「このファンデ、密着度がとんでもないな……?」
ここでプレスリリースをまた拝見するとこちらはハードワックス処方という強く密着して肌の上から滑らない処方だそうで、たしかに全然滑らない……。

上からコンシーラーを重ねても、土台のファンデーションがしっかりしているのでふにゃっとしません。

これはとんでもないファンデーションが世に出てしまうぜ……。そう思って発表会を後にしました。とても楽しかったです。

家に帰るまでが発表会

勘のいい読者のみなさまはお気づきかと思いますが、私は新作のファンデーションを塗った上からしっかりマスクをして帰宅しました。結構歩きました。洋服をミスり汗もかきました。その結果、いつものようにファンデはドロドロだろうと半ば諦めて鏡を見ると……

調子のいい日の肌がそこにありました。

なんだかもう怖くなって来ました。なんでこんなに崩れないのか、艶が綺麗なのか、調子がいい日の私のことをここまで知っているのか……。そこまで考えて「もしかして今日本当に肌の調子がいいのでは?」とまで思いメイクを落としましたが、いつも通り、ちょっとした不具合がポツポツと散見される私の肌がありました。

完全にホラーの語り口になってしまいましたが私からは以上です。

私が私になるためのファンデーション、2月に発売だそうで、2月が今から楽しみです。

(2月19日には真下みこと新刊『春はまた来る』が幻冬舎さんから発売になりますので、みなさんあわせてお楽しみに!)

そういうわけで今回も長々と書いてしまいましたが、ここまで読んでくださっている方は果たしているのでしょうか。いたらすごい。

読んでくださりありがとうございます。寒くなって来ましたが、みなさんどうかお健やかに。


真下みこと

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