フラワーノーズ スワンバレエシリーズ アイシャドウパレット
(この記事は旧ブログに2023年11月11日に投稿されたものです)
こんにちは。真下みことです。
最近急に寒くなりましたが体調は崩されていないですか? あなたの体調、それが一番大切です。
さて本日は好評シリーズ第二弾(?)コスメ全力レビューでございます。前回のUNMIXさんの新作コスメのレビューの反響がすごくて、普段お目にかかれないようなアクセスの伸びを記録したわけですが……。UNMIXさんがそれだけ皆さんに愛されているブランドさんなのだなと思いました。
今回はバラエティショップをふらふらしていたところ発見したこちらのアイシャドウをレビューしていこうと思います。
上から
・フラワーノーズ スワンバレエシリーズ アイシャドウパレット 01 ホワイトスワン
・フラワーノーズ スワンバレエシリーズ アイシャドウパレット 02 ブラックスワン
です。いやまず、みなさん思ってらっしゃると思うのですが、パケ、エグくないですか? あまりに美しくて、芸術的すぎて、店頭でちょっと引きました。もう中身がなくても買おうかなという具合です。
とはいえ私も一介のコスメオタク。中身を確認せずにパケ買いはちょっと冒険すぎるということでテスターを開いたのですが……
いや中身も美しすぎるんかい!!
調べたところフラワーノーズさんは中国コスメということで、確かに中国コスメはこういった刻印を超えてもはや彫刻? というような繊細な模様が付けられていることが多いですよね。日本のコスメであまりそういった彫刻を見かけないのは何か技術的な問題なのかコスト的な問題なのか……。いずれにせよ、私はこういうコスメが大好きです。
本当は「03 ピンクスワン」というカラーもあったのですが、今回そちらはお見送りに。というのも、私は普段は小説家をしているのですが、初めて書き上げた長編がバレエの白鳥の湖を題材としておりまして、白鳥と黒鳥には思い入れがあるのです。というのとその時のお財布の中身的に二つまでしか買えないということで、それならとホワイトスワン、ブラックスワンを購入してきたわけです(そういえばブラックスワンという映画も大好きです)
(ちなみに初めて書いた長編に関しては現時点ではクオリティの問題で世に出ることはないと思うのですが、アイデアとか一つ一つのエピソード自体は気に入っていたので、いつか直して出せたら良いですね……)
いつものごとく前置きが長くなりましたが今回も頑張ってスウォッチをしたので、ぜひ見てみてください。
(余談ですが私は左腕の手首付近のスウォッチをする場所に小さなホクロが三つほどあり、前回はホクロを避けてスウォッチをしたのですが、今回はご紹介するのがパレットである関係でホクロを避けて塗るのが難しくなり、右腕を使っています。つまり利き手ではない左手を使ってアイシャドウを塗っているので、多少塗るのが下手なのはご愛嬌ということで……スウォッチするためだけに左腕のホクロを除去しようか本気で考えているところです)
余談が長くてすみません。
01 ホワイトスワン
それでは改めてホワイトスワンの写真を。
う、美しい……。ピンクベージュがベースの使いやすそうなパレットです。これよく見ないとわからないんですけど、左右のバレリーナのチュチュ、違うんですよね。
わかりますかね。ラメの粒の大きさの関係(後述)で左側がそもそも模様が見えづらいという問題があるのですが、全体のシルエットも違っていたりして、芸が細かいなと思います。
さてみなさんお待ちかねのスウォッチ行きます。この芸術点満点のアイシャドウ、実力はどうなんだ?
え、ちゃんと使いやすそう……。ありがたい。一応パレットの配色通りに塗ってみたのですが、左右のバレリーナがラメ、中央4色はマットの構成です。
左からゴールドの大粒ラメ、中央左上がピンクがかったアイボリー(マット)、中央右上が薄付きのオレンジベージュ(マット)、中央左下が締め色にぴったりなニュートラルブラウン(マット)、右下がくすみピンク(マット)、右がベージュの繊細なラメです。
左のラメは結構ギラっと輝くラメで、ピントをぼかすとこんな感じ。
美しい……。大粒ラメだからこそ、刻印が細かいラメほどくっきりとは入らないのかもしれません。
中央左側だけを使えば厳しい職場や学校もいけそうなナチュラルメイクに、緩めの職場(あるいは学校)ならオレンジベージュやくすみピンク、左右のラメも使えそうです。テンションぶち上げたい日は左のラメを塗るしかないですね。
ということでホワイトスワンはサラッと終わらせます。その理由はすぐわかります。
02 ブラックスワン
さあみなさんお待ちかねのブラックスワンです。改めてどんなパレットだったかおさらいすると……。
ブラックすぎませんか? ハロウィンはもう終わってしまったというのに、果たしてこんなアイシャドウ使えるんでしょうか。
気を取り直して、例によってバレリーナのチュチュの違いをこちらでも写しておこうと思います。
こちらの方がホワイトスワンより刻印の違いがわかりやすいような気がします。左が真ん中に大きいリボンが入っていて、右はくるくるのリボンがあしらわれているチュチュみたいです。
というかこの右側、青ラメ入ってるんじゃないですか?(青ラメ警察・真下みこと)
全てはスウォッチで明らかになるーーということで、ブラックスワンのスウォッチがこちらです。
ちょっとあの、やっぱり、すごい色でした。動揺している。アイシャドウってここまで発色良くできるんですね。発色の鬼。ホワイトスワンが薄付きの色もあったから油断してました。「パッケージよりも薄づきだから思ったより使いやすかったです」の文言が封じられました。
構成としてはこちらもホワイトスワンと同じく左右にラメ、中央4色がマットというわけですが。
左がグレーシルバーの大粒ラメ、中央左上がホワイト(マット)、中央右上がチャコールグレー(マット)、中央左下が限りなく黒に近いグレー(マット)、中央右下が黒みを感じるくすんだ赤(マット)、右がピンクとブルーの混じった繊細なラメ。
左側のラメを拡大するとこんな感じ。
シルバーラメはよく見ますけど、グレーがそこに混ざったものはあまり見ないので、ラメコレクターの方は一度テスターを見に行ってみてください。驚きが待っています。
そして大好きな青ラメ疑惑のあった右側のラメを拡大するとこんな感じ。
儚い……。ゆめかわいいをラメにしたらこんな感じなんでしょうね。これだけでもこのパレットを買った価値があります。
で、使い方ですよね。いやあどうしましょう。使い方とか説明できたらなと思って瞼に塗ってみてはいるんですけど、全色発色の鬼すぎて笑うしかない。唯一の希望であるホワイトすら発色がすごいから一歩間違えると古のギャルの方みたいになります(涙袋に塗って涙を見た人)
多分最適解は右のラメを上下にまぶしてその後に塗るものの発色を抑えて、チャコールグレーをふわふわのアイシャドウブラシ(間違ってもかためのブラシは使わないでください。鬼なので)でまぶたのキワから5mmくらいに塗って、目尻の方にこれまたふわっと赤を重ねて、下瞼にもほんのり赤を塗り、細ーーいブラシに黒をとってアイラインがわりに線を引いて、仕上げにお好みでシルバーグレーラメを重ねる、とかですかね。(一文が長すぎて息が切れそうです)
まあこれね、使わないで鑑賞しても良いだろうし、どの色も他にはない色ですから、こういう色欲しかったという色が一色でもある方は、今後同じような色に出会える確率はかなり低いのでゲットしておいて損はないと思います。私は全く後悔していません。
余談ですが
こちら2色とも人工的な香料の香りは全くせず、その代わりに原料臭がします。気になる方は気になると思うので一応書いておきます。
終わりに
今回もなんだかんだ3000字書いていました。コスメレビュー書くの好きすぎか。
スウォッチのために腕のホクロを除去する可能性も見えてきましたし、これは本格的にコスメレビュアーを名乗れるように頑張る時なのか?
化粧品検定を2級まで取ったのですが、1級はまだ取れていないので、手始めにその勉強を始めようかなと思っているところです。
もちろん、小説は書きますよ!!
みなさん体をあったかくして過ごしてください。それでは、また。
真下みこと