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小説宝石1月号に短編が掲載されました
こんにちは。真下みことです。
最近はマフラーが欠かせません。
出かけるのに着込むものが多いほど、出かけるハードルが上がるのは私だけでしょうか?と書きながら、夏は夏であまりの暑さに外に出たくなかったのを思い出しました。
さてさて、タイトルにもありますように本日発売の小説宝石2025年1月号に新作短編『スルーパス』を寄せております。
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今月の表紙は「ほっくん」。山口県下関市豊北町のキャラクターだそう。色合いがかわいいです。
そうそう。小説宝石さんに限らず、小説雑誌ってどこに置いてあるの?と聞かれることがあるのですが、文芸書コーナーではなく雑誌コーナーに置いてあることがおおいです。大きい書店さんであれば雑誌コーナーの中に小説誌のコーナーがあります。
あることがきっかけで仲間外れにされたサッカー少年・翔吾。彼を救ってくれたのはーー。というお話です。
そう、タイトルでお気づきの方もいらっしゃったかもしれませんが、この小説にはサッカーが出てきます。真下みこと初のサッカー描写(というかスポーツの描写自体初かも?)です!
サッカーにあまり明るくないどころか、学生時代はボールをあちこちに蹴り散らかして同級生に白い目で見られていたのですが、今回小説を書くにあたって改めて動画を見たり資料を読んだりして書き上げました。
そしてこちらは小説宝石さんでゆるく連作中の小学3年生シリーズです。
一応最初からまとめてみると、
・『見守り隊見習い』ー小説宝石2022年7月号
・『クラゲのしっぽ』ー小説宝石2023年5・6月合併号
・『やさしいの書き方』ー小説宝石2023年9月号
・『赤いリボン』ー小説宝石2024年9月号
そして
・『スルーパス』ー小説宝石2025年1月号
が加わることになります。
こうしてみると2022年の夏から2025年の始めまで(正確には発売は12月なので2024年の終わりまでですが)大体3年くらいかけて書いてきたことになります。ひとつの世界観をこんなに長い期間かけて書いたことがなかったのですが、ありがたいことです。
読んでくださったら是非ご感想など教えてくださいね。最近はエゴサを以前ほど激しくしなくなってきたので、メンションなどいただけるとありがたいです。
それではみなさん、寒いですが体調にお気をつけて。お健やかに。
真下みこと