指輪の側面に鎚目(つち目)を入れたこだわりの結婚指輪
鶴（mikoto）で制作させていただいた 結婚指輪 をお客様とのエピソードとともにご紹介いたします。
結婚指輪：18MA-009（アレンジ）
素材：左 ホワイトゴールド/右 ピンクゴールド
フォルム：平打ち・ストレート
テクスチャー：サテン荒・タガネ鎚目粗面
リング幅：3.0mm
刻印：レーザー刻印No.3
”シンプルだけどテクスチャーなどで遊び心を加えたデザインにしたい”
とお越しいただいたお二人。
表面はマットな方が好きかな、と最初はなんとなくのイメージをお持ちでした。そこでたくさんのマット加工の指輪をご試着いただきさらにお好みを見ていくことに。
たくさんの指輪をご試着いただく中で、”加工の過程で生まれたような自然なカーブが好き”という女性の言葉に”側面に打ち込んだ鎚目”をご紹介しました。
すると指輪をお見せした瞬間に表情がパァッと明るく変わったのを、とてもよく覚えています。
そこからはお二人とも側面に鎚目を入れたい！と意見が一致しましたね。
側面に鎚目を入れることをベースにさらに詳しいデザインを決めていきました。
お二人が選ばれたのは、平打ちのフォルムにぐるっとサテン荒の加工を施し両側面にお気に入りの鎚目を施したデザインです。
素材はそれぞれ男性はホワイトゴールド、女性はピンクゴールドと好きな素材を選ばれました。
側面は向かい合ってお話ししている時に、お相手から意外と見える部分です。そこにあえてテクスチャーを入れることでシンプルながらもこだわりが詰まったお二人ならではの結婚指輪が完成いたしました！
待ちに待ったご納品の日。
お渡しした際のお二人の笑顔がとても眩しく、嬉しそうに笑い合うお姿にとても心があたたまりました。
ぜひ、またメンテナンスなどでアトリエに遊びにいらしてくださいね！
末永くお幸せに！
鶴（mikoto）代官山アトリエ
プランナー：尾崎