【室堂▶︎浄土山▶︎雄山】
まじかぁ〜
想像以上に
真っ白やーん!!!
こんなに早い時期に初雪を見るなんて人生初・・・
10月中旬ですが、室堂ターミナルから外に出るとしっかりと雪が積もっていました!
駅構内から地上に上がる階段の踊り場に腰掛ける場所があり、そこに身支度ができるスペースがあります。
みなさんそのスペースで雪山装備をしっかりされていました!
私も、ゲイターとアイゼンを付けて準備ok!
YAMAPにダウンロードしておいた立山のマップも起動して立山探検スタート!
室堂展望台までくらいなら雪山初心者の私でも登ることできるだろうと初心者ながらに考えていそいそと向かいます。
石畳があるであろう登山道は雪ですっぽり埋もれ、少し道を外すとズボっと側溝に落ちてしまうから気をつけて進みます。
トレースもわかりにくくて先行く人の足跡を必死に見つけては追いかける感じ。
ん?
思ったよりスイスイ登れる・・・
あっという間に浄土山との分岐に到着。
まだ登りはじめて30分しか経ってない。
これで終わりにしちゃうのはなんだか勿体無い…
あたりの様子を確認すると、浄土山方面、人がまぁまぁ登ってる・・・
私も行っちゃおっかな〜って
行っちゃいました笑
一歩一歩しっかり雪に足をつけて安全に登っていきます
石と石の間が雪で埋まってるから足場は広め。
岩肌が出てなくて、ボコボコしてないから足の後ろ全体でしっかりと踏み込むことができます。
浄土山の登山道には、ソロの人、夫婦、親子連れ、お友達同士、小さな子どもから高齢者まで様々な年代の方が登っていました。
ゆっくりゆっくり一本ずつ登る人。
サクサクとテンポよく登る人。
がんばれー!と声をかけあいながら登る人。
見ていてほんわかした気持ちになりました。
すれ違う時にこんにちわ!と声をかけ合う。
お先にどうぞと道をゆずる。
はじめての立山。はじめてのアルプス。はじめての風景。
はじめての場所だけど、同じ目的を持った人々が集う場所。
私だけかもしれませんが、山には透明な団結力があるように思います。
前を見上げると雪山。
後ろを見ると3段紅葉!
絶景に何度も足を止められながらも、浄土山登山口から30分。
登頂!タッチ!
標高2831m!
どこまでも続くモノクロの世界!
こんなに高いところに自分の脚で登ってきたのは人生ではじめて!
感無量です!
少し進んだところに雪に埋もれたベンチ発見!
少し休憩します。
食べっ子動物とお白湯。
この食べっ子動物はチョコが染み込んでで美味しいの♡
美味しいしエネルギーも補給できる!
お白湯はこちらに入れて持ってきましたー!
mont-bellのアルパインサーモボトル!
大山市のふるさと納税返礼品です。
自宅から沸騰したお湯を入れて持ってきたけどまだ暖かい!
15時間経っても暖かいままの保温力は嬉しいですよね♡
少し休んで足を進めていきますが、どこを見ても雪山!
モノトーンの世界です!
かっこよくてクールでおしゃれな感じさえします。
写真をいっぱい撮ってしまいました。
遠くの山々も冠雪してたり、少し霞んでいたり…
こんなに遠く、高くまできたのだなぁとしみじみしながら景色を堪能しました。
ここまででスタートから約1時間。
このまま室堂まで降りるかどうか悩むところ…
まだ9:30…
せっかくここまできたから時間いっぱい楽しみたい!という事で
正面に見える雄山を目指すことに!
一旦、一ノ越山荘までくだります。
ここから登りかえしです!
所々、日陰で雪が多い場所や、日向で雪が溶けて足元が危険な場所があり、常に肩に力が入ります。
もうすぐ雄山山頂!
みんな疲れてきたのか渋滞発生。
急登でもあるのでゆっくり進みます。
雄山登頂です!
お社にはたくさんのひとがいました!
大汝山へと続く登山道はこんな感じで人が通ったあとが細く残るだけ…
行けるかなって少しだけ進んでみたけど怖くてgive up!
どんどん雪深くなるし簡易装備で進むのは危険!
写真で見るよりも幅狭くて斜度がある。
初心者はここで終わりにした方が正解だと判断し、下山します。
下山も雪深い中を慎重に進んでいきます。
登りよりも下りの方が慎重になるのは私だけ?
四頭筋にグッと力が入ります。
一歩一歩丁寧に。
室堂平は雲で覆われています。
どんどん下って室堂まで下りきましたー!
振り返るとさっき登ってた雄山がどーんと見えます!
ここ室堂は標高2450mなので雄山との差は553mです。
今回の山行では浄土山を経て雄山に向かったので、トータルの獲得標高は 767mでした。
普段の登山に比べてたら数字的には少なく体力は消耗してませんがなんとなく頭痛がしました。
頭が浮腫むという感じでたまにズキっとする。
寒さと寝不足と空腹もあって疲弊している。
体は動くけど気持ちが動かないという感じでした。
休憩もっととったらよかったなぁ…
ペースもちょっと早かったかな…
色々と反省しながら宿に向かいました。
つづく