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nacoco37
宝くじの話
先日、本を読んでいて、「すごい!」と思った事がある。
日本のどこだったか人口500人位しかいない場所に「宝」と名の入っている小さな神社があって、観光の為この神社を町おこしに使おうと、この神社に近い宝くじ売り場に、買った宝くじを入れるハンドメイドの『宝くじを入れる袋』を作って売っているおばあちゃん達がいらしたそうだ。
『当たりますように』
とおばあちゃんがひと針ひと針丁寧に手縫いしたその袋は観光に来た人がお土産に買って行ったそうだ。
そして、ある時、このおばあちゃんのうちの2人が宝くじを買うと、なんと2人とも高額当選したそうだ。人口が少ないこの場所で2人も高額当選するのには絶対神様や目に見えない存在のサポートがあるはず。
このおばあちゃん達は、町の事、来てくれた観光客の幸せを祈りながら楽しみながら袋を作っていたという。他者を思いやる気持ちが結局自分をすくうのだ。この当選金も自分のために使うのではなく、きっとこの袋を作るためや、町おこしの資金にした事だろう。
アーティストはアート作品を楽しく作る事で、店員さんはお客さんに笑顔で商品を提供する事で、会社員は丁寧に資料を作る事で。
自分に出来る事を楽しみながらやり、結果に執着しないとバシャールがよく言っている事だな…と。
じゃあ自分には一体何が出来るのかな…と感じた話。