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目的地と現在地を設定する

私は多分昔から心配性でビビりな性格だ。

だからどこか行った事ない場所に行く時にはGoogleマップで先に到着時刻から30分ぐらい早めの時間と場所を入力して調べて、それをスクショしておいて、その写真を見ながら電車に乗って、目的地に行く。
結果待ち合わせした友達よりも先にその場所に着いていて、「ごめんね、待った?」と気を使わせてしまう事がある。
これは駅からバスで20分、1時間に3本間隔という遠いところに実家がある事が原因だと思う。

バスは時間通りに来ないから、国道沿いの信号待ちに時間がかかり、電車に乗り遅れる事が何度もあった経験があるからだ。

旦那が急に亡くなってから、漠然とした不安ばかりの毎日で、常に消えてしまいたい…どうしたら死ぬ事ができるのかばかり考えていた。死んで迷惑にならないようにするには、家の中を整理整頓して、物を減らして、残された人がどこに何があるか分かるような引継ぎ書を作っておけばいつ自分が消えても大丈夫…。そう割り切ったら、ミニマリストに憧れてきて、物をどんどん無くして行く事が出来た。そして、必要最低限の収入と、物質で最小限の支出で生きていける自信がついたら、少しづつ残りのお金を貯金にまわしていくという方法を知った。支出を極限まで少なくして尚且つストレスもなく生きるにはどうすればいいか考えるようになった。

ナビに入力するのはだいたい3つ。【現在地】と【目的地】と【到着時刻】だ。

現在地】…今ここ。実家暮らしをして家事をして中1の娘を遺族年金で育てている。遺族年金は娘が18歳になるまで。

目的地】…親が死んでも、友達が居なくても、娘が自立して1人になっても、たのしく生きて行けるような居場所を見つける事

【到着時刻】目的地までの所要時間…6年以内

娘が18歳になるまでの所要時間、6年以内と考えると、ボーっとする時間はもうあまり無い。6年なんてきっとあっという間だ。楽しみながら目的地まで着かなくちゃ!と開き直る事が出来る。

リスクを分散した投資も大切だよね。
いつまでも あると思うな 推しと金
お金も推しも、1点集中じゃなくて、きっと分散投資が精神的に安全だ。
リスは冬眠前に木の実を色んな場所に埋めて置くらしい。どこかを忘れてしまっても、どこかが雨で流されても、分散しているから大丈夫。
安心して冬眠する事ができる。

最悪の事態を想定してそれに備えておけば、ストレスを感じて漠然とした不安を感じる時間が短くなる。

ナビに現在地と目的地を入力したら、分散投資すればいいんだ!と思った話。投資の勉強しよ。


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