インスタに書いてあること&ないこと
初心者向けのカメラの撮り方情報。
ISO感度、上げるとざらつきますよ。
シャッタースピード、遅いとブレますよ。
f値、小さくすればボケますよ。
その組み合わせで明るさをコントロールしますよ。
焦点距離が長い方がボケますよ。被写体に近づいたり、背景を放してもボケますよ。
構図に当てはめると良いですよ。
逆光で撮ると良いですよ。
余白があると良いですよ。
写真は引き算ですよ。
だいたいこんな感じ。言ってる人は違っても、内容はほぼ同じ。
実践してみると、スマホと違ってボケて良い感じ。三分割構図にしたら、なんかオシャレな感じ!写真楽しい!!
・・・で撮っていると、やはり「撮る」からには「良い写真」になっていたい欲が出てくる。
明るさ、ボケ感、余白はこれで正解なの?
引き算で余計な物を入れないようにしたけど、これで良いの?
テクニックを知ることで、「写真がうまく」はなる。
けど、「良い写真」「伝わる写真」は違う次元に存在していて、インスタにおいて「こうすると良い」を全部やっても、「良い写真」「伝わる写真」にはならない。
「良い写真」「伝わる写真」については、インスタにはほとんど書かれていない。なぜか。インスタで需要があるのは、「パッと見奇麗な写真」だから。それを目指している人、止まりで良い人はそれで良いと思う。ただきっと、本当に「写真が好き」になると、「流行り廃り」のない「良い写真」に辿り着きたくなる。
写真やカメラが楽しくなって、ちゃんと学んで極めたいと思い、フォトマスター検定1級を取得したけど、それでも「良い写真」「伝わる写真」の答えは見つからなかった。けど、「写真の教え方」を学ぶ「フォトインストラクター」の勉強で、ようやくその「答え」を知り、今、明確な指標の元に撮ったり講評出来るようになりました。
次回、いよいよその核心のお話を書こうと思います。