【めざせ米国株マスター(clubhouse)】貸借対照表(B/S)の見方④(Appleの財務諸表を見てみよう)
1.前回までのおさらい
◾️第1回 B/Sの見方
◾️第2回 資生堂のB/S
◾️第3回 Amazonの財務諸表
(1)総資産、純資産の推移を把握
(2)金額が大きい勘定科目に注目
(3)前期と比較して金額の変動が大きい勘定科目に注目
(4)減損する可能性がある資産をイメージしよう
(5)その資産が、負債・純資産のどの勘定科目から調達(紐付き)されているかイメージしよう
(6)運転資金を理解しよう
「運転資金=売上債権+棚卸資産-買入債務」
・売上債権:売掛金、受取手形、電子記録債権
・棚卸資産(在庫):商品及び製品、仕掛品、原材料及び貯蔵品、未成工事支出金、販売用不動産
・買入債務:買掛金、支払手形、電子記録債務
2.Appleの概況やKPIを見てみよう
(1)株価推移(過去5年分)
(Appleの2021/9期の10-kより引用)
◾️①株価推移
・S&P500などの指数を大きく上回るパフォーマンス
・株価チャート、業績指標などご興味ある方はは、以下をご参照ください。
(investing.comをご参照)
(2)製品・サービス別売上推移
(Appleの2021/9期の10-kより引用)
◾️②製品・サービス別売上推移
・足元では、iphoneの伸び悩みという報道もありますが、通年では堅調な推移と言えるでしょう。
・Gross Margineが高いServicesも順調に伸びています。
(3)国、地域別売上高
(Appleの2021/9期の10-kより引用)
◾️ ③国、地域別売上高
・Greater China🇨🇳🇭🇰🇹🇼が1番の伸びなのですね。
・日本も伸びています🇯🇵
3.AppleのP/L(2021/9期)
(Appleの2021年9月期10-Kをもとに、筆者が一部編集)
◾️ ④AppleのP/L(2021/9期)
・売上、利益ともに順調に伸びている印象。
・EPSの伸びもすごいですね。
・2020/9期はコロナの影響が大きそうですね。
◾️⑤ご参考/Appleの2021年9月期の3ヶ月PLを確認(IR資料より)
4.AppleのB/S(2021/9期)
(Appleの2021年9月期10-Kをもとに、筆者が一部編集)
◾️⑥ AppleのB/S(2021/9期)
(1)総資産、純資産の推移を把握(今回は省略)
(2)金額が大きい勘定科目に注目
(3)前期と比較して金額の変動が大きい勘定科目に注目
(4)減損する可能性がある資産をイメージしよう
(5)その資産が、負債・純資産のどの勘定科目から調達(紐付き)されているかイメージしよう
→長期借入金の使い道は??
(6)運転資金を理解しよう
今期と前期の差はどうでしょう??
TSMCのB/Sも一緒に見てみますか?
「運転資金=売上債権+棚卸資産-買入債務」
・売上債権:売掛金、受取手形、電子記録債権
・棚卸資産(在庫):商品及び製品、仕掛品、原材料及び貯蔵品、未成工事支出金、販売用不動産
・買入債務:買掛金、支払手形、電子記録債務
◾️⑦TSMCの2021/9月時点のB/S
(同社IR資料より引用)
⭐️Appleは、利益剰余金にぜひ注目してみましょう⭐️
5.AppleのS/S(2021/9期)
(Appleの2021年9月期10-Kをもとに、筆者が一部編集)
S/S(株主資本等変動計算書)を見ることは少ないかなと思いますが、Appleの場合はS/Sの重要性も高いのかなという印象です。
◾️⑧AppleのS/S(2021/9期)
・金額が大きい項目はなんでしょうか?(日本語のところ?)
・私が考えるポイントは、クラブハウスでお話いたします。
6.AppleのC/F(2021/9期)
(Appleの2021年9月期10-Kをもとに、筆者が一部編集)
◾️⑨AppleのC/F(2021/9期)
・えらく極端なキャッシュフローという印象です。
・フリーキャッシュフローは??(営業CF - 投資CF)
・投資家還元・・・
今回は以上です