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価値について
私がびびっときているキーワード、
価値、である。
始まりは、京都恵文社でのイベント。
『暮しの手帖』編集長 澤田康彦 × 『広告』編集長 小野直紀 ~生活をとりまく「価値あるもの」へのまなざし
「一人一人の暮らしがいちばん大切」をコンセプトに、 70余年ていねいで美しい暮らしのあり方を提案し続けてきた『暮しの手帖』。その編集長である澤田康彦氏をゲストに迎え、『広告』編集長の小野とともに生活をとりまく「価値あるもの」について、等身大の視点で探っていきます。
というもの。
私はどちらかと言うと、暮しの手帖の読者なので、その作り手の話を聞きたくて、京都まで足を運んだ。
イベントで積まれた1円の雑誌。
ある意味、よく分からず衝撃だったし、話を聞く前に買うかどうかも正直迷った。
酉年の澤田さんと小野さんの話がいい感じに、緩く噛み合い、それぞれの雑誌が目指すところが少し分かった気がした。
違う視点を持つ大切さ。1000円をこえる雑誌と1円の雑誌との対照性とともに、それでもやりたいことをやっている共通点もあり、これからどうなるのか、わくわくした。
それとともに、話を誰かと共有したり更に深めたりしたくなった。
動画で配信したり、話したりする中で、更に深まってきたし、話は尽きないように思う。
この間、ひとりの女性と話しして、価値について思うことは、そのことについて話をすることやきっかけは少ないのだということ。だから、例えば会社のコンセプトや目指す価値について知らずに従業員が働いているなんてことはざらにある。
あとは、体験は何よりも価値について考えるきっかけになるということ。
知るよりも、体験した方が話がはやい。
手を動かして、仕事をする。
そのことがイベントでは、はっきりしなかったけれども、今なら分かる。
私は、まだたくさん体験して、価値について考えることができる!と。
今後も、価値について考える会をオンラインや実際に会って話をして、少人数で議論していこうと思う。