ゆとり世代の豊かさ
脱ゆとりと言われて久しいですが、
魔女はゆとりど真ん中世代で育ちました。
少し前、ゆとり世代って、円周率が3だったんでしょう?とか言って、馬鹿にされることが何回もありました。
実際は、3で教えられることもなかったし、3で教えられたところで、中学校ではπで計算するやんという突っ込みを心の中でしつつ、ああこういう集団的なことでしかその人は人を判断できないんだなあとかわいそうに思うようになりました。
私たちゆとり世代は、心のゆとり、豊かさを持っている人が多いように思います。
バブルを経験せず、ずっと不景気でした。
ものの豊かさよりも、目に見えない心の豊かさを追求することを幼い頃からしてきました。
また、私は考えること、議論することをとてもよく行ってきました。創作もよくしました。
思い出深いのは、小学校のとき何でもしていいという時間があって、その時間に川の生き物を舞台にした小説を50ページ、パソコンを使って書いたことです。
今思えば、文章を書くことが好きなのは、本の紹介を何度もしたり、本の続きを書いたり、色んなことを自由にしていく時間があったからのように思います。
ある程度、自分で物事を考えられる人間にとって、押しつけられる教育はとても苦痛です。
詰め込みもこれにあたります。
自由にやっていいよ、という時間がもしなかったら、今のように少なかったらと考えると、私はぞっとします。
ただ、今はそういう時代なのですね。
揺り動かされることを意識しながら、自分にぴったりはまる隙間の世代に生まれたことをとても幸運に思っています。
豊かに生きるために、自分で考える時間やぼーっとする時間をもっと取りたいものです。
ゆとりは失敗ではなく、
自由を取り戻す戦いだったように思うのです。
社会には認められず、失敗のように言われていますけどね。
社会に左右されず、ゆとりに生まれたこと、今の時代に生まれたことを誇りをもって、生きていきます。
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