七百羽づる
高田愛弓さんの作文は心洗われて過ごせるお守りのようなもの。
彼女が経験したこと、感じたこと、考えたことが子どもの感性と研ぎ澄まされた感覚でみずみずしく書かれていて、いつも泣く。
昨日、久々に読んで周りにもすすめて、やっぱり心打たれる。
生きていこうと思う。
特に小学四年生で書いた、七百羽づるは友達と生死、学校について考えさせられる文章になっている。
彼女が成長して大人になったとき、どのような文章を紡いでくれるのか、非常に楽しみで、ファンである。
私の拙い文章では伝え切れないが、とにかく彼女の作文を最後まで読んでほしい。
曇りのない心と文章と成長が1冊で感じられる貴重な本である。