
金八先生の功罪について~さいごの逃げ場所をめぐって
【追記】ちなみに、この方は金八先生とは似ても似つかない人です。日本の教育をダメにした張本人の一人は私は金八先生だと思っています。
— みこちゃん (@cloudbrainz) February 1, 2022
「暴言だ!」という言葉はいつから言ったもの勝ちになったのか(嘆)|みこちゃん @cloudbrainz #note https://t.co/zBqWtq4CAN
金八先生は学校を批判しているようで、逆に学校制度を維持するように機能していた。
— みこちゃん (@cloudbrainz) February 1, 2022
学校の考え方に相容れない生徒を、彼は3年B組にもうひとつの学校を作ってそこに収容して思想教育をした。
そこで馴染めない生徒はじゃあ、どうなるのか。今度こそ出口がない。
これは、やってはいけないことだろう。
みこちゃんは……人に優しくない暴言野郎だが……。私なりの優しさはある。もし3年B組でだめだったら、私のところにおいで。
みこちゃんは自分の考えなど何も言わない。そもそもみこちゃんに思想なんてものはない。常識的なことを整理して言っているだけだ……。
おいで。
お笑いごっこでもして楽しく遊ぼぜー(^-^)。
以下は、みこちゃんのコント「ぼくらの3年B組 金髪先生!」です。
「ぼくらの3年B組 金髪先生!」
「3年B組富澤たけしか…。ラスト一年だな…。今日から始業式…いったいどんな担任の先生なんだろう…新任だっていうしな…」(富澤さん生徒)
ガラガラガラガラー(伊達ちゃん教室に登場)
「うんわ(゚0゚)すげーのが入ってきた金髪のやくざだ…。」
「はじめまして、おはようございます」
「お、おはようございます」(生徒たちビビって小声)
「今日からこの3年B組を担当する」
ごくり(富澤さん)
「俺がこのクラスを担当する 金髪先生だ」
「のっけから違うでしょそれ(゚0゚)。3年B組金八先生じゃないのかよ!」
「さんはい」
(゚0゚)は?
「一番前のお前。一緒に歌おうぜ」
「な、なにをですか」
♪暮れなずむ町の 光と影の中
去りゆくあなたへ 贈る言葉
悲しみこらえて 微笑むよりも
涙かれるまで 泣くほうがいい
人は悲しみが 多いほど
人には優しく できるのだから
さよならだけでは さびしすぎるから
愛するあなたへ 贈る言葉♪
いきなり、暮れなずんじまったよ……。まだ朝だよ……。
「何、いきなりノリノリなんすか。まってくださいよ、今日始業式ですよ。
それって卒業式の定番ソングじゃないですか。まだ一年あると思いますけど…。」
「業務連絡ですけど、このネタ…これで終わっちゃうじゃないですか」
(伊達ちゃんうなずく)
「まだよう、お前終わるのは早いんだから元気出せよ」
(゚0゚)
「僕、終わってないですよ。先生がネタ終わらせようとしてるんじゃないですか。今日なんか用事でもあるんですか。ネタ早めに終わらせて帰ろうとしたの先生じゃないですか」
「いやよう、今日息子の誕生日なんだよ。かわいいよ息子って」
「いや、そういう問題じゃないでしょ。仕事しましょうよ」
「それもそうだな」
「頼みますよ。これだけみこちゃんの サンドウィッチマン風コント部屋 を見てくれている人いるんですから」
「じゃあよう、お前悩みってあるんだろ」
「なんかとってつけたような話の展開だなあ。まあ、いいや。そりゃいろいろありますよ」
「どんな悩みなんだよ。思い切っておれに言ってみろ。なんちゃってな」(伊達ちゃん笑う)
「なんちゃってなってなんですか!悩みを聞いてくれるんですか、くれないんですか。いったいどっちなんですか」
「いや、聞くよ。金髪先生はなんでも聞くよ」
「…。僕…生きるということがわからないんです」
「ちょっと何言ってるかわからない」
「なんでわかんないんすか。思春期の男子高校生の定番の悩みですよ。それにそのセリフ僕の持ちネタじゃないですか」
「いや。俺も一度やってみたかったんだよ。なかなか楽しいな」
「悩み事で楽しまないでくださいよ」
「そんなの簡単だよおめえ」
「そう…なん…ですか」
「そらそうだよ簡単だよそんなの」
「生きるというのは人に何かをもらうこと。生きていくというのはそれをさらにもらうこと」
ええ(゚0゚)
「似ているんですけど、昔父親と一緒に観た金八先生のDVDは違ってましたよ」
「生きるというのは人に何かをもらうこと。生きていくというのはそれをかえしていくこと」
「めちゃめちゃ感動しました」
「生きるというのは人に何かをもらうこと。生きていくというのはそれをさらにもらうこと」
「ジャイアンじゃないですか」(゚0゚)
「分かっていないようだな。言い換えれば…」
「はい。本当はいい意味なんですか」
「ジャイアンのように要求し、のび太のように出せ」
「なんですかそれ、モハメド・アリの、蝶のように舞い蜂のように刺せ じゃないですか。夢も希望もないじゃないですか!」
「あれだよ、そのくらい図々しくないとこの世知辛い世の中渡っていけないぞ、そういう教えだ」
「でも僕…。夢を持って生きていきたいんですけど…」
「小さい頃を思い出せ」
「は…い。」
「お前あれだろ、親との思い出とか大事にしているだろ」
「は…い」
「先生というのはな、先に生まれるから先生なんだ」
「は…い」
「でもよう、その前に自分の親だよな。親がいたからお前が生まれたんだ。尊いことだぜ」
「は…い」
「小さい頃の大切な思い出なんかあるだろう。それを思い出せば生きていくことがなにかなんて自然と見つかります」
「僕最初に買ってもらった絵本が『竹取物語』なんですけど、母親が何度もそれを読み聞かせしてくれて、その絵本は大事に今も取ってあります」
「いい話じゃねえか」
「あれだろ、あの、爺さんが徹夜して、夜中から明け方に竹を割ったら、それまでの運命を変えるような女の子がいたという」
「はい。あの話を読んで、僕にもいつか素敵な出会いがあるのかな、そんな風に読んでいました」
「今、お前にもあったじゃねえか」
(゚0゚)「は?」
「竹だ!徹夜!」
「武田鉄矢」(゚0゚)
「これから一年よろしくな」
=====
〜٩(ˊᗜˋ*)و