タイ人彼氏にトランクスをあげたらこうなった
こんにちは、Mikoです!
今回は、ワーキングホリデーでオーストラリアのシドニーでタイ人の彼氏とお付き合いしていた時の話。
久しぶりに日本へ一時帰国する事があったので、「何か彼に良い日本土産を…」と考えていた。
色々選んだお土産の中の一つに選んだのが、オシャレな日本製のトランクスだった…。
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私の彼は同じタイ人男子の友達(ブラザー達)と一緒にシェアハウスに住んでいる。私はその家に頻繁に遊びに行っていた。
彼が住むシェアハウスは、メンバーが6人、全員タイ男子である。日本で言う1LDKの部屋に無理矢理6人で住んでいる。6人分のベッドに、6人分の靴、そしてもちろん洗濯物も6人分。
洗濯物を干す時はもちろんベランダだけでは場所が足りず、常に部屋の中のいたるところに干してある。
洗濯物の中でも特に目立って見えるもの、それは…
ブリーフ。
あっちにもブリーフ、こっちにもブリーフ。ブリーフ、ブリーフ、ブリーフ…。
ブリーフ多っっ!!
一歩家に入れば前にも後ろにも色とりどりのたくさんのブリーフが、ガーランドのように部屋にぶら下がっている異空間。
タイ人男子はブリーフが好きなのか??
それともここの住民がたまたま全員ブリーフ派なのか??
ひょっとして今のタイのトレンドなのか??
謎が謎を呼ぶブリーフラビリンス。
いや、いいんですよブリーフ。私は別に本人が好きなものを着たらいいと思うので。
彼に聞いてみたところ、彼は生まれてこのかたずっとブリーフを履いており、ブリーフ以外履いた事の無い生粋のブリーフラヴァー。
そんな彼に今回トランクスというニューアイテムをプレゼントしようという訳だ。
特に今は夏。風通しも良く締め付けの少ない快適なつけ心地、きっと気に入ってくれるだろう。
数週間の日本一時帰国を終え、シドニー戻ってきた私。「お土産喜んでくれるといいな!」とウキウキした気分でラッピングされた包みを彼に渡す。
私「はい!これ、お土産♪」
彼「ありがとう!これ何?」
私「日本製のトランクスだよ!きっと快適だよ、履いてみて!」
彼「へぇ!ありがとう〜!」
ここで、なぜ私がここまでトランクスを推すのかお話しよう。
それは、父の影響である。父は生粋のトランクスラヴァー。夏のお風呂上がりは基本パンイチで過ごす父は、トランクスの快適さを幼い頃から私に説いていた。なので私は「トランクス=快適さNo.1」と心から信じていた。
数日後。
いつものように彼のシェアハウスに遊びにいく。夏の男ばかりのシェアハウス、一応私の目は気遣ってくれるが、彼らがパンイチで部屋をうろつくのは珍しくなかった。そんな中、彼が私のあげた新品のトランクスで登場!
私「わぁ!いいじゃん!似合ってるよ〜♪」
彼「へへ、ありがとう。」
少し照れている様子でかわいい。
私「どう?トランクス気に入った?」
彼「うん。」
良かった!(^O^)
さてとテレビでも見ようかと彼がソファに座ろうとした時、屈んだ腰のゴムの上部に微かに「青い色の何か」が見えた。
私「ん?ちょっと、なにこれ?」
と見てみると…
ん…??ちょっと待って…
トランクスの中にブリーフ履いてるぅぅぅぅぅ!!!
私「え、え、なにこれ!どうゆう事!?(混乱)」
プチパニックな私に彼は打ち明けた。
彼「実は…トランクスだけ履いてみたんだけど、なんか落ち着かなくて…。でもせっかくもらったから履きたかったし…。」
涼しいはずのトランクス。2枚履いてるから通気性いいどころか逆効果。まさかブリーフもトランクスも、お互い出会うとは夢にも思わなかった事だろう。衝撃のマリアージュ。
私「そっか…。逆に無理させちゃってごめんね。でも履いてくれてありがとうね。」
まとめ
今回の件に限らず、海外で生活して強く感じたのは「自分の普通と他人の普通は同じでない」という事。同じ文化の日本人同士でも違いがあるのに、全く育った環境が違う外国人となら尚更の事。お互いの気持ちを思いやる気持ちって大切だなと改めて思った。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました♪
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