結局、一番大事なのは「自分らしさ」だった
書くことが趣味で習慣になってから、noteでも本でも、「書くこと」に関するものをいろいろ読んできました。
そして思ったこと。
どんな分野でも、最後の最後に行きつくのは、「自分にはどうにもならないゾーン」だってことです。
どういうことかと言いますと。
書くことでいえば、まず基礎がありますよね。
文章の書き方、構成の仕方、テーマの決め方。
続けることが大事だよ〜、とか。
よし、そこについてはわかりましたと。
じゃあ、練習してできるようになりましたと。
それでも、私は糸井重里さんのように、ほぼ日に毎日コラムを書くことはできません。
私は、糸井重里さんじゃないからです。
歌をどんなに練習しても、ジャスティンビーバーにはなれません。ジャスティンじゃないからです。
絵を練習しても、私はノウチさんのようにはなれません。(いつもnoteでステキな画像を使用させてもらってます)
私はノウチさんじゃないからです。
恋愛マスターになっても、好きな人の彼女にはなれないんです。(どんな状況?)
あ、これはちょっと可能性あるか。
気づいた!と書いてみましたけど、当たり前すぎることでしたね。
でもなぜか、「もっとこの分野を極めたい!」と思うと、この当たり前を忘れてしまうというか。
ぐんぐんと進んできたけど、最初に戻ってくるというか。
でも、これはガッカリすることじゃなくて。
そうだ。
おなじく、糸井さんもジャスティンもノウチさんも、「私」にはなれないのだと!(そうだけど…)
結局最後は、「自分らしさ」をいかに出せるかなんですよね。
それは文章かもしれないし、歌、絵、おしゃべりかもしれない。
それは仕事かもしれないし、家族、恋人、友人としてかもしれない。
表現方法や舞台は無限にあります。
なにをどこで表現するにしても、最後は「自分らしさ」に行き着くってことなんだなぁと。
◯◯さんみたいになりたい!と思ってその道を進んでも、最後には結局「◯◯さんにしかできないこと」が立ちはだかっている、という感じ。
書いてて思いました。
いや、自分にはそんなのないんじゃ…って。
そう思ったんですけど、きっとあるんでしょうね。誰にでも。
だって、自分とおんなじ人ってこの世に一人もいないわけですから。
そういえば私の母も言ってました。
「あんたが一番自分らしくいられる人が一番だよ」って。
おんなじこと言ってるわ。
ってことは、やっぱり真理なのかもしれない。
(ちなみにこの言葉は、母からの恋愛に関するアドバイスでした)
つまり、何においても、自分らしさを追求すればいいってことだ。
自分らしくないことはしない。
人の真似ばかりしない。
自分の言葉で話す。
自分の価値観を知る。
そして大事にする。
書くことの話をしていたら、人生の話になってました。
「何事も通じるものがある」ってことですね。
終わり!