「逆から読んでも◯◯さん」な私
「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」という韓国ドラマを最近見始めました。
「自閉スペクトラム症」を抱える新米弁護士「ウ・ヨンウ」が奮闘する物語なのですが、ウ・ヨンウは自己紹介でいつもこう言います。
「逆から読んでもウ・ヨンウです。キツツキ、トマト、スイス、子猫、南、ウ・ヨンウ」
※韓国語と日本語では回文になる単語がもちろん違うので、日本語字幕では言葉がアレンジされています。
ドラマを見始めてすぐ、この自己紹介シーンで私はグググッ!と親近感を持ってしまいました。
なぜなら、私も「逆から読んでも◯◯」な名前だからです。
みなさんの身近にはいますか?
たとえば・・・
・なかいかな
・くりたりく
・なりたりな
・いけだけい
・こいけけいこ
・たなかかなた
・みうらうみ
などなど、考えたらもうちょっと出てくるかもしれないんですが、「逆から読んでもおんなじ名前」な人々です。
日本人の何割くらい居るんだろう?とググってみたんですが、情報は出てこず・・・でも、おそらく少ないんじゃないかなぁ。
ドラマがきっかけで「そうだ、自分の名前も回文だった!」と思い出したので、今日はそんな話を書いてみようと思います。
名前が回文だと、何が起こる?
子どもの頃は、名前をイジられます。
小学生の頃は特に、「ぎゃくからよんでも◯◯〜!」なんて大声で言われたりして。今思えば何がおもしろいんでしょうね?小学生がおもしろがるものって不思議。
あ〜うるさいなぁ〜とは思ってましたが、深刻に「自分の名前が嫌だ」と思うほどではありませんでした。私の場合は。
それから、これは大人になってからもですが、「親が(回文になることを)狙って名付けたの?」と必ず聞かれます。
私の場合、親の名前からとった漢字を入れたり、画数とか響きとかを考えてつけたら「結果的に回文になってた」という背景なので、毎回そう説明します。
でも、そうやって説明しても「ふーん。」で終わって会話終了なんですけどね・・・説明にはみんな興味ないみたい(悲しい)
名前が回文でよかったこと
ウ・ヨンウと同じなんですが、やっぱり「自己紹介」のシーンでしょうか。
はじめましての人たちの前で名前を言う時、毎回ではないですが「ちなみに、逆から読んでも◯◯です」なんて言っていました。覚えてもらえるかなー、と思って。
でも、言ってる自分はかなり恥ずかしかったです。うわ〜自分の名前を「話の掴み」に使ってる・・・って。実際そうなんですけど・・・
気づかれるシーン
ひらがなやカタカナで名前を書くと、気づかれることが多かったです。「あれ?逆から読んでも一緒なんですね!」って。
だから、大人になると気づかれなくなりました。
そもそもフルネームを書いたり、ふりがなを振るシーンが少ないですからね。
でも、たまーに何かをみてピン!ときた人に名前を指摘されると、自分でも忘れててびっくりします。
それでも、自分の名前が好き
いろんな思い出のある名前ですが、私はなんだかんだ気に入っています。
考えてみると不思議ですよね。自分で決めた名前じゃなくて、親がつけてくれた名前を一生名乗るって。
「私は◯◯です。」っていつも言ってるけど、考えたら「もらいもの」だよなーっていう、変な感覚というか。
「名前は親からの最初のプレゼント」って言いますが、確かにそうだなぁ〜と、この記事を書いててしみじみしました。
以上、名前が回文あるあるでした。(笑)
最後に、私が好きな回文を紹介。
「軽い機敏な子猫何匹いるか。」
かるいきびんなこねこなんびきいるか
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