職場のパワハラ「見て見ぬふり」の末路
職場でパワハラやセクハラを目撃したとき
多くの人は立ち止まってしまいます。
「何をすべきか分からない」
「どう対応していいのか迷う」
そんな気持ちで胸が苦しくなりますよね。
兵庫県知事問題や旧ジャニーズ事件をきっかけに
職場でのハラスメントを黙認するリスクについて考えさせられました。
ハラスメントを目撃して何も行動できなかったとしても
自分を責めないでください。
でも問題を放っておくと深刻な結果を招きます。
被害者は周囲から理解されずに
孤独を感じその結果、心の健康が悪化して
うつ病や不眠といった重い症状に苦しむことに。
周りの人がハラスメントを黙認し続けると
加害者は「自分のやり方は問題ない」と思い込んで
もっとひどい行為をするように。
たとえば部署のリーダーがパワハラをする場合
「あの人は成績が良くて出世もしているから多少のパワハラは仕方ない」
と思ってしまう。
その結果、部下たちは上司に嫌われたくないという思いから
パワハラを我慢してしまい職場全体がその状況を黙認。
「これくらいは問題ない」と周りの人も考えるようになり
同じようなハラスメント行為が職場に広がってしまう。
職場でハラスメントを見かけたとき
私たちは声を上げられない。
じつは多くの人が同じ思いを抱えています。
「きっと誰かが助けてくれる」
「次は自分が標的にされる」
「自分には関係ない」
ひとりで戦う必要はないけれど
とてもシンプルなことから始められます。
パワハラで苦しんでる人がいたら
そっと「大丈夫?」と声をかけてあげること。
苦しんでいることを理解していると伝えるだけでも
その人はどれだけ救われることでしょう。
もう少し具体的なアクションを起こすなら
仲間を増やすこと。
ひとりの小さな声が集まれば大きな力に。
ランチタイムの何気ない会話や
休憩時間のちょっとした立ち話。
そんな日常的な場面から少しずつ
仲間の輪を広げていく。
大切なのはその最初の一歩を踏み出す勇気。
小さな一歩が誰かの希望になるかもしれません。
もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
ハラスメントのない職場づくりは
特定の誰かの責任でもなく他人任せにもできない。
ハラスメント被害を受けている人に声をかける。
「ハラスメントは許さない」という姿勢で周囲に目を配る。
これだけでも大きな一歩🐾