自己肯定感の「6つの"感"」と自己肯定感を高める方法
カラータイプインストラクターのmikoです🌈
心理学やコミュニケーションを勉強していると、切っても切り離せないのが「自己肯定感」というキーワード。
よく「あの人は自己肯定感が高い」とか言いますが、そもそも自己肯定感って何なのか?
調べていくと、6つの"感"があることがわかりました。
そこで今回は、自己肯定感の6つの"感"について書いていけたらと思います♪
自己肯定感とは
自分自身を「これでいいんだ」と受け入れたり、自分には価値があると感じたりする気持ちのことです。一言で言うと、「自分を大切に思える気持ち」のことです。
たとえば、何かに失敗しても「大丈夫、次がんばればいい」と自分を励ましたり、成功したときに「よくやった!」と自分を認めることができる状態です。自己肯定感があると、挑戦する勇気が出たり、人との関係もうまくいきやすくなります。
自己肯定感の「6つの"感"」
自己肯定感には6つの段階の"感"があります。ここではそれぞれの"感"について簡単に解説していきます。
①自尊感情
自尊感情とは、自分の持ち味や個性を評価し、生きる価値を自ら認識し、自分の生かされた命を大切にする感情のことです。言うなれば、「自分は大切な存在だ」と思える気持ちのことです。
ここがすべての土台になっていて、この自尊感情が低いと他の5つの感も低くなってしまいます。
好きな植物を大事に育てるように、自分も「自分っていいな」と感じることが大事です。
②自己受容感
自己受容感とは、自分の良い所・悪い所すべて含めて「こんな自分でオールOK!」とあるがままの自分自身を受け入れられる感覚を言います。
③自己効力感
自己効力感とは、「自分なら成し遂げられる」「目標を必ず達成できる」という自分を信じる感情のことを言います。
例えて言うなら、「高い山でも登れるはず!」と信じて、一歩を踏み出すような気持ちのことです。
④自己信頼感
自己信頼感とは、自分自身を信頼している感覚のことです。もっと言うと、「自分の考えや選んだ道は間違っていない」と信じる気持ちのことを言います。
地図を見ながら「この道で間違いない」と確信して歩くようなイメージです。
⑤自己決定感
自己決定感とは、自分で決めたことを大切にする気持ちです。
レストランで食べたいものを自分で選んで、「これにしてよかった!」と思う気持ちです。
人間の幸福度は、「私が決めた」という自分で自分の人生をコントロールできているという感覚に比例すると言われています。
⑥自己有用感
自己有用感とは、「自分は誰かの役に立っている」という感覚のことを言います。
誰しも人から感謝されたら嬉しいもの。
お手伝いをして「ありがとう」と言われた時の、ちょっと誇らしい気持ちのことです。
以上が自己肯定感の6つの"感"です。これらの感覚は、すべて一本の線で繋がっているようなイメージで、すべて連動しています。そのため、どれか一つが低いと他の"感"にも影響してきます。
では、これらの自己肯定感を高く保つためにはどうすればよいのか?
次にその具体的な方法をお伝えしていきます^^
今日からできる!自己肯定感を高める方法
自己肯定感を高めるために今日からできることについて紹介します。
自分を褒める習慣を作る
例えば、「今日できたこと」をノートに書いてみたり、朝起きて鏡に向かって「今日の自分もかわいい/かっこいい」と心の中で言ってあげて意識的に自分を褒めてあげましょう。
小さな目標から立てる
小さな目標を立てて、それを達成することを繰り返してましょう。例えば、今日は本を1ページ読む、朝5分早く起きる、など簡単なことから始めてみます。ゲーム感覚で小さな目標をクリアしていくことで「やればできるじゃん、自分」という感情が生まれ自身が付いてきます。
自分の選択を信じる
自分の考えや選んだことを信じる練習をしましょう。
何かを決める時に他人の意見は参考程度に留め、「自分はどうしたいのか?」を意識して考える癖をつけてみてください。自分の内なる声に耳を傾けてあげるイメージです。
誰かのためにできることを見つける
誰かのためにできることを見つけてやってみましょう。
例えば、家のお手伝いや友だちの相談に乗ること。相手が喜ぶと「自分も役に立てるんだ」と実感することができます。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
最初から自己肯定感が高い人などいません。
今ちょっと、自分に自信が無かったり、自分のことがあまり好きになれないと思っている人は、少しずつでいいので、これらを毎日意識して続けてみてください。
最後に、こちらの名言を紹介させてください。