スマートグラスで「働く」のウェルビーイングは高まるのか?
最終報告書
◆実験の目的と背景
スマートグラスでいろいろ試したい!と思い実機を
喜び勇んで掛けたところ。。普段、眼鏡を使用することがないということもあり、重さや締め付け、圧迫感などで長時間使用等ができないと感じました。
いろいろな実験ができないと残念におもっていたところ
だったらその不都合自体の改善が図れるか実験をやってみたらどうかとアイデアをいただき試みます。
◆期間
11月~12月半ばまでの約1か月半
◆検証したいこと
VR酔いを減らす!
スマートグラスの快適な使い方
VR酔いを減らす!
ゆっくりデバイスに慣れる。
☆装着してわりとすぐ重量を感じたので以後すべて寝た状態で
実験している。
私の場合スマートグラスを装着して画面の映像(静止画)とピントが
なかなか合わなかった。
対策:休み休み、繰り返しかけてみた。
ピントが合わさるまで手で支えながら上下、奥行き
(遠くにしたり近くにしたり)を繰り返した。
最初の2週間くらいは動画は見れなかった。
3週間くらいしてみてピントが割とスムーズに合って
動きの少ないYOUTUBE動画(瞑想、動物の日常)も
しばらく(15分から20分くらい)かけたまま見られるようになった。
ただ、スマートグラスをとってからの目の疲労感、寝て装着だからなのか
顔の上半分と頭が押さわるような痛みを感じた。
対策:上からスマートグラスをやや顔から浮かせるように吊る。
→結局、耳にかける部分が硬くて当たってかえって痛かった。
これ以上は、活用できなかった。
★IPD(瞳孔間距離)を調整する
今回のスマートグラスでは物理的な調整は不可能。
metaquestを量販店で試した際に瞳孔間距離というものの
大切さは体感。ゴーグル型なのでスマートグラスよりさらに
没入感があったせいなのか瞳孔間距離の調節はVR酔いを減らす
のに不可欠だと感じた。
ただ、瞳孔間距離というものを意識するだけでも違う感じはした。
もし、吐き気が出る場合は生姜を取ると効果的らしい。
私は、吐き気が出るまでは活用しきれなかった。
スマートグラスの効果的な使い方
固定のPC画面をずらしたり、携帯を絶えず持ったりせずに
眼鏡で画面を見れるのは寝た体制でもスムーズに行えてよかった。
今、スマートグラスを掛けてこの文章をタイプしてるがブラインドタッチが
少し怪しいということの不便さは感じるものの寝ながらでも快適にタイプ
できている。
音もPCスピーカーよりもよりイヤホンに近くコンテンツの没入感をより感じられた。
最後に
人生初VR体験をスマートグラスを通して短い期間ながら体験させていただきました。スマートグラスが体質的に合わず何もできずじまいだったところ
おおくにさんに逆転の発想でかえって面白い実験になるかもと救っていただいた企画でした。ただメンバーの方とも全然共有できずじまいで申し訳ありません。ここに、救っていただいた感謝とともにお詫び申し上げます。
新しい働き方lab、3期生という機会をいただいたことは私にとって
とても貴重で価値ある体験となりました。
本当にありがとうございました。