基本的に悪いのは、僕である。
僕は、もうすぐ30歳になる、30歳にもなると、友人の数は、年々減っていく、
減っていくと言っても、お互いが仕事や、結婚等で
忙しくなって、連絡を取らなくなり疎遠になっていくという感じだ。
友人関係も難しくなっていくお年頃なのかもしれない。
ここ最近の出来事を少し聞いてもらいたい。
基本的に悪いのは、僕であるが、聞いてもらいたい。
プルル〜
と
電話が鳴り「もしもし」と出ると、
「みっくん久しぶり!」と友人から一本の電話をもらった。
「みっくん元気〜」
と
言う友人に
「元気だよ!」「どうした?」
と答えるみっくん。
「ちょっと家に天井から洗濯物干すやつ、つけてもらいたいんだよね!」
と友人は言う。
「いいよ〜」
と言うみっくん。
「安くてオシャレなやつで」お願い!
と友人は言う。
また違う日にも、
プルル〜
と
電話が鳴り「もしもし」と出ると、
「みっくん久しぶり!」と先日とは違う友人から一本の電話をもらった。
「みっくん元気〜」
と
言う友人に
「元気だよ!」「どうした?」
と
答えるみっくん。
「ちょっとプリンターを貸して欲しいんだよね!」
と
友人は言う。
「えっ?」「どうしたの〜?」
と
聞き返すみっくん。
友人は理由を説明し、みっくんは承諾をする。
また違う日にも、
この様な電話がちょこちょこ来る。
基本的に承諾をしているのは全部僕だ、
友人に頼まれごとをされ、何か力になれることがあったり、
頼りにされたりしている、事は嬉しいことだとついこの間までは、思っていた。
だが、最近は、あまり僕自身がこういう頼まれごとの事を良く思っていない、
と言うのも、今までもそうだが、頼まれごとを解決しようと力を貸した時に、
何か、うまくいかなかった時に、少しギクシャクをする形になる。
もちろん上手く行かないのは、僕の実力不足や、説明不足によるものもある。
理由は何にせよ、ギクシャクすると、僕も落ち込むし、きっと向こう側も落ちこむと思う。
それに加え、僕ら建築業界は、1人工(1日仕事したら)2万円という労働に対して高額な手間がかかって来る。
僕も立場があり、友人だからといって、タダでやることは、会社的に許してもらえない。(社長だから何とかしようと思えばできるが)
が、僕は、友人に安く労働を提供してあげるほどの推しと良しではない。
「安く労働を提供」
どうしても、ここがネックになってしまう。
でも、僕のキャラ的に、安く労働を提供しそうなキャラに見えているのだとも思う。(いいやすいタイプ)
友人たちの気持ちもわかる。
「1日くらい」「コレくらい」だったら大丈夫だろうと思っているのも、
でも、それが、僕にとって最近苦痛になってきている。
この問題を解決するのは、簡単で、
「しっかり断る。」「しっかり説明する。」
ただコレだけで解決する。
その裏腹、
今後たまにの友人とは、付き合っていく必要があるのか?
とも思っている。
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