「コンサル一年目が学ぶこと」要約メモ
目的
・社会人一年目として必要な考え方を養う
・問題解決の思考法を身につける
制限時間
目標120分、実際115分
要点
1コンサル流話す技術
・結論から話す
会議は結論から逆算する
アジェンダ:論点、どういう結論を出すべきかというゴールイメージを列挙したもの
・Talk Straight 端的に話す
言い訳せず、イエスノーで答える
できないときはできる方法を提案する
社内で駆け引きしない
・数字というファクトで語る
感覚的に把握している問題を、数字に落とし込む
共通の言語は論理と数字。上司、多国籍、経営者問わず
・相手に理解してもらえるように話す
知識がない人に説明して、理解してもらえるかどうか試す
無言は無理解のサイン
・相手の期待値を把握する
相手の期待値を超え続けることがビジネスの基本
→まず相手の期待の中身を把握する
→最も重要な部分で期待を超えていく
→期待値を満たせないものは安請負しない
・上司の期待値を超える
報連相の目的:上司と部下が仕事の目的と内容について、共通の理解を得ること
確認するポイント
1その仕事の背景や目的
2具体的な仕事の成果イメージ
3クオリティ
4優先順位・緊急度
相手の指示の曖昧な部分を補い、自分なりの仮説を立ててコミュニケーションをとる
2コンサル流思考術
・考え方を考える
まず大きな設計図を書いて、その後細部に落とし込む
・ロジックツリー
ロジックツリーによる問題解決の基本
1論点を整理・分解する
2各論点について数値分析をする
3項目の重み付けをする
4アクションに落とし込む
他社からのフィードバックが必要不可欠
・雲雨傘
事実(雲)、解釈(雨)、アクション(傘)
・仮説思考
仮説に対する検証作業としてリサーチを行う
リサーチだけでは何も意味がない
仮説→検証→フィードバックのサイクルを高速で回す
・常に自分の意見を持って情報に当たる
情報量を増やしてもビジネス能力は向上しない
ビジネス能力を向上させるのは考える=自分の意見を持つこと
自分の意見を持つ方法→答えを知る前に1分考える
3コンサル流デスクワーク技術
・文書作成の基本、議事録
発言の記録ではなく決定事項を書く
決まったこと、決まらなかったこと、確認が必要なこと、次回に向けてのTODO(誰がいつまでに)
・最終成果物から逆算して、作業プランを作る
空パックを作る
→仕事を始める時点で最終アウトプットの骨組みを作る
・コンサル流検索式読書術
読書の目的を絞る、明確にする
ウェブを検索するように、重要な部分だけを読む
なるべく多くの文献を広く浅くあたる
・重点思考
余計なことをやらない
20対80の法則
フォーカス&ディープ、重要な部分以外を捨て、重要な部分を深く掘り下げる
4プロフェッショナル・ビジネスマインド
・ヴァリューを出す
ヴァリュー=付加価値=相手に対する貢献
社会人は消費者ではなく生産者
他人に貢献することを仕事のゴールにする
・喋らないなら会議に出るな
会議で発言しない人の価値はゼロ
・スピードと質を両立する
早い段階でたたき台を出して、それを改良していくPDCAサイクルを高速で回す方が短時間に、質の高いものが出来上がる
Quick and Dirty
90対90の法則:0点から90点まで完成させる時間=90点から99点まで
・コミットメント力を学ぶ
コミットメント力が高い人に共通しているポイント
1仕事内容に納得していること
2コミットメントが高い組織にいること
コミットメントの低い人の影響をなるべく避ける
入社3年で思考が染みつく、若いうちに染み付いた行動様式を後から塗り替えることは極めて困難
・師匠を見つける
言語化できない暗黙知の部分こそプロフェッショナルにとって大事
仕事に応用できる守破離
守=師匠の一挙一動を真似る
破=師匠と違ったやり方を覚え、幅を広げる
離=師匠のやり方を超え、独自の技を生み出す
・プロフェッショナルのチームワーク
チームワーク=分業
それぞれの担当分野で全員が価値を生み出すこと
学び、気づき
印象に残った項目
・端的に話す
・相手の期待値を把握する
・考え方を考える
・仮説思考
・コンサル流検索式読書術
・重点思考
・スピードと質を両立する
自分の中で言語化されていなかった方法論を明確化できた
PDCAサイクルを早く回す(取捨選択)、仮説を立てるの2点が特に重要だと感じた
アクションプラン
・PDCAサイクルを早く回す
・重点思考を意識する
・問題に当たったときは仮説を立てる
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