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ライブレポート 2024.07.04MAZZEL 1st TOUR "Join us in the Parade" TOKYO

有明 東京ガーデンシアターです。
席は5階、第3バルコニーですが正面、目の前は通路で手すりがあり、全体がとても見やすい席でした。

大好きなこのグループ。楽曲もメンバーも、とても魅力的なのです。
デカめの腕時計のような、ライトも購入済み。
会場で制御されていて、みんな同じ色に光ります。

Fire、Lightning、Carnival。少しボーカルが走っている気もしましたが、かえって8人の意気込みを感じ、テンションが上がりました。
muzeの皆さんは、熱く、でも優しい雰囲気で、ノリ方も自由なところがとても素敵でした。
came to danceはおしゃれさ爆発。カイリュウさんの重ねるフェイクを聴いて、私の胸に矢が刺さりました。
get downはどうしてCDに入っていないのでしょうか?好きな曲です。
歌詞的にもファーストアルバムがふさわしかったと思います。

K&Kは楽曲がとても激しくただ歩き回って歌うだけでも充分なのに、かっこいいダンスが付いていて、さらにどんどん激しくなるのでしびれました。
MCでは、まぜべやの時の雰囲気。トムちゃんが可愛くて、みんなにいじられて、おかしくて、仲良しでホッとします。
寡黙でオトナな、リーダーのタクトさんの可愛い一面が見られて、私の胸にまた一本、矢が刺さります。

ストーリー性を持ったダンスのコーナーでは、それぞれの歩んできたダンスの違いがよくわかったし、美しいナオヤさんのオチまでついて面白かった。ここからAint'no funにつながります。
今回のライブは、演出もとても良かったと感じました。最終日で、いろいろ試行錯誤もあっての結果かもしれませんが、流れるような演出は見ていて気持ちよかった。

まさか、First loveを歌ってくれるとは思いもしませんでした。しかも4人で。ジャケット着て、素敵。鳥肌がたちました。贅沢すぎる驚きに、また、矢が刺さる私です。
それから1st Date。Furui Rihoさん、ほんとにおしゃれですよね。可愛くて。
Mazzelの曲はどれも素敵ですが、もしかすると、多くの曲を提供してくださっているプロデューサーのALYSAさんが女性、っていうところも矢が刺さる要因なのかも、と思います。
オラオラしてなくて、ほんと、いいな、って思います。
ナオヤさんは、妖艶なイメージが強かったのですが、ライブを観てものすごくかっこいいんだなと驚きました。今更、ですが。

おしゃれの噂をすれば、またおしゃれ曲、Fantasy。あ、男性が作ってもおしゃれだわ。左右に揺れながら上にあがる振付、天才でしょ。
次が二度目のびっくり案件の、ice。
まさか、まさか、レイちゃんが出てくれるなんて!ほんとにありがたくて嬉しくて。しかも、ずっと観たかった、椅子を使ったダンスでした。これ、すごいなって思って。コンテンポラリーというのですか?歌いながらやるのよ?ほんとにすごい才能の方たちだと思います。
作っている方も、やっているメンバーも。マイクって持ってたかな?記憶がない。Blu-rayの発売を待ちましょう。矢がね、9本刺さったよね。
今まで観てきたバンドの感じなら、曲終わりに、レイちゃんを紹介すると思います。
でもね、しないのよ。ライブの最後は出てくるかと思うでしょ?
出てこないのよ。
ほんとに潔い演出。感心しまくりです。
驚きと裏切りの演出なんです。

waterfallもやっと観られた。ほんとにあのまま、MVみたいにうまい。すごいな。シッ!のところは沸きましたね。かっこいい曲。難しい曲。
矢?もちろん刺さってます。
MISSION、Counterattack。狙い定められ、同時に8本刺さったね。リュウキさんは、全てが完璧です。しかも余裕あり。さらに難しいことをさせたくなる気持ち、分かります。

最後のMC。一人ひとりの言葉を聞いてLove Letterです。
これ、さらっと歌っているけれど、とても難しい曲ですよね。
カイリュウさんの、君とならもう何も怖くなーーーーーーーーーーーーーい
で、矢が私の胸を貫通して、後ろのドアに刺さりました。
穴の開いた私の胸に、大好きな曲、Holidayが優しく通り過ぎます。
これも、ほんとに素敵な曲ですよね。僕を僕に戻すのは君だけ、と、ああああああっていうフェイクが重なるところが好き。エイキさんの誓い立てたくなる、のところも好き。暮れゆく地平線のとこも好き。最後まで、あふれるほどのフェイクが贅沢。開いた胸の穴は矢でいっぱい。
そして新曲です。Seaside Story。切なくて、寂しいような。
夏だけですよね。ひとつって数えるのは。ひと夏の経験とか。古いけど。
夏は思い出になりやすい。だから、とっても切ないの。
でも、なぁ前川、とか可笑しい。ラップってちょっと笑えるほうがいいなと思います。

デビュー曲、Vividのイントロがかかると、ランさんがマイク通さず叫びます。この曲も好き。チン、って何かできあがるみたいな音がする。
ごちそうさんま、をセイトさんと言おうと思っていたのに、うっかり通り過ぎちゃった。muzeの皆さん、完璧。

そして、最後の曲です。Parade。大好きな曲。いろんな曲をパッチワークしたみたいな複雑な曲です。おもしろい曲ですよね。ボヘミアンラプソディーみたいな。セイトさんの声の特別さが際立ちます。いや、ナオヤさんも、ハヤトさんも、いや、全員の声が特別でそれぞれが絡み合って、パレードするんです。最後はセイトさんとカイリュウさんの声がグワングワンと会場に響いて、ドラッグはやったことありませんが、トランス状態ってあんな感じでしょうか。
最後の、さぁ行こうか、 Join me in the paraーーーーーーーダッ!
で、もう、バズーカ打ち込まれたよね。
これが有名な、弁慶の仁王立ち。
無数の矢を全身に受け、立ち尽くしたまま、第3バルコニーで息絶えた私です。

ふつうなら、Tシャツに着替えて出てこない?
これだけ盛り上がったんだから、アンコールするでしょ?
でもね、やらないのよ。
すごい演出よね?かっこいい。もう、終わりなの。これで。
ダラダラと喋ったり、手をふったりがなかった分、余韻がすごいのよ。
この、終わり方、すごいな。
でも、そのあと、ゲリラインスタライブで可愛い姿を見せてくれて、そのギャップに驚きます。わざとやってるわけではないのだろうけど。

全体的に、一言でいうと、プロフェッショナル。
観客は全員muzeなのに、完全にホームなのに、最終日なのに、甘えていないんです。トークすら甘えていない。プロなのよ、あの若さで。

なにか、すごいものを観た、そう感じました。
ああ、そうか私はこの人たちの、アイドル時代を観てるんだなって思いました。きっと、大化けすると思います。チェキラ!!!










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