誰かのおさがりを着る私ってどうなの?
お気に入りのブランドは、ちょっと高めなので、一つのシーズンに何着もは買えない。
そこで、ついつい見てしまうのが、オンラインのリサイクルショップや、オークションサイト。
未使用か、新品同様のものだけに絞り込む。
欲しかったけど、高くて手が出なかったものが現れると、ちょっと心が動く。
でもなあ。
新品で買った人は、誰なんだろう。
ほとんど着ずに、なぜ手放したんだろう。
私が、若者向けの服をこりゃあかん!と手放したように、全く似合わなかったんだろうか。
それとも、山のように服を買う人なのかな?
たまにサンプルとかいうのもあって、ブランドの関係者の人が売りに出したのだろうか?
手放したってことは、何か重大な欠点があるのかもしれない。
着てみたらわかる何かが。
誰のおさがりなんだろう。
なぜ私は、おさがりを買うんだろう。
本当に、自分を大切にしていたら、なんとかして新品を買うんじゃないだろうか。
いやいや、おもいだして。
これだ!!と思っても失敗することがすごく多いじゃないの。
何度か着てみて、ハズレたーと思うことが。
試着してもそれは分からないじゃないの。
半額でそれが試せるなら絶対いいでしょ。
だから買う場合は、値段だけがネックで見送ったもの限定で。
見つけた時は、あー!欲しかったやつだ!
とテンションが上がる。
しかし、テンションが上がってもサイズを間違えちゃダメ。
大丈夫だろう、安いし、ってのが一番ダメ。
自分のサイズでなければ買わない。
欲しかったやつが半額でもね。
定価で買うには冒険アイテムだなあ、と思うならおさがりはアリかな?おしゃれさん、教えて。
でも、もっと私が稼ぐ人なら、新品を買うんでしょうね。絶対。
古着を買うことが
自分を大切に思っていない証拠なのか
それとも地球に優しいことなのか
答えは分からないけれど
借金などせずに、欲望をコントロールして
自分を満足させる方法を模索する私は
我ながら素晴らしいと思う。
いろんなところを経由して
私のクローゼットに収まった服たちを
もっともっと愛したい。