48時間でVRゲームを作って唐揚げを走らせたらパワー部門の賞を貰った話【ClusterGAMEJAM 2022 in SPRING】
みなさん初めまして、バーチャルワールドクリエイターのミッコちゃんです。
普段はバーチャルSNS『cluster』でワールドを公開しています。
今回は国内最大級のオンラインゲームジャム『ClusterGAMEJAM 2022 in SPRING』にエントリーし、3月18日~20日の間の48時間でclusterにゲームワールドを作成し、部門賞を受賞したお話です。
はじめに
◇ ClusterGAMEJAMとは
メタバースプラットフォーム『cluster』(クラスター)で開催される48時間でゲームワールドを作成するお祭りです!
◇ 受賞ワールド一覧
◇ 結果発表会の様子(パワー部門賞発表シーンから)
作成したゲームワールド
PC、スマートフォン、Quest2から遊べます。 感想もお待ちしております!
と温かい感想のお言葉を頂きました。
制作の裏話
今回は目標を「部門賞の受賞」と「メンタル的に無理をしない」の2つに定めました。
無理せず楽しくゲームジャムというお祭りを楽しむ!
◇コンセプトを決める
開会式にてテーマが「かける」と発表されました
「駆ける」「賭ける」「掛ける」いろいろとありますが、
青春時代をネット掲示板とともに過ごした私は「唐揚げにレモンかけておいたぞ」というネットミームしか思いつかないのでそれを軸に進めることします。
◇アイディア出し
まずは乗り物機能を使うというのは大前提としてありました。
新機能ですし、部門賞にも「乗り物部門」があります。
「フィールドに唐揚げ」「乗り物に乗ってレモンをかけていく」まずはここをベースにして、さっそくギミックを作り始めます。
◇ギミック制作
乗り物ギミックはclusterクリエイターズガイドを参考にシンプルな動きのみで作成。
レモンをかけた判定は乗り物の下に透明コライダーの箱を設置、箱に触れたときにシグナルを送るという方式にしました。
主なギミックはこれだけです。
◇ビジュアル制作
レモンをかけた唐揚げの数を視覚的に分かりやすくしたいとは思っていました。初めはフィールドに皿を設置するイメージでいましたが、乗り物に乗せるという方式を採用。
なぜ唐揚げが船盛りか、そういう居酒屋があるみたいです(行ってみたい)
ということでプレイヤーまわりのビジュアルは完成です。
残りは仕上げみたいなものです。街のアセットをインポートして、唐揚げも走らせてみました(?)
唐揚げマンが完成した時に「賞はもらった」と思いました。
仮に賞が取れなくても審査員をビビらせることができれば満足でした。
こうして「遊び心を持って楽しんで作ったワールド」が完成しました。
まとめ「制作を振り返って」
今回のGAMEJAMでの投稿ワールド数は「469ワールド」でした。
その中で部門賞10部門×10ワールドのうちの1つに選ばれたことは結果としておおむね満足です。
ゲームワールドの出来ばえも48時間という限られた時間内で最低限のクオリティは出せたと自信を持って言えます。
ただ、今回の賞の受賞は48時間の結果というよりも「日々のclusterでのワールド制作」と「過去3回のGAMEJAM参加」が結果となって表れたものだと思います。
日々の制作でclusterワールドで使えるワールドギミックを学び、GAMEJAMでの時間の使い方や印象に残るワールド設計を学んでいきました。
GAMEJAMは一日にしてならず。もし、今回初めて参加したという方がいれば次回以降も参加して欲しいです。
きっと、1回目と違う楽しさを味わうことができます。
創作は楽しいぞ
(追記)地上波放送に映りました!
謝辞 -使用した素材-
ゲーム制作には配布されているアセットの利用が不可欠です。ましてや48時間という限られた時間です。
以下に使用させていただいた素材を記載します。本当にありがとうございました。
みなさんの感想ツイート(随時追加)
たくさん遊んでいただき、ありがとうございます!
それでは皆さん、良きバーチャルライフを
2022/4/5 Mikko Hietalahti
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