選択と決断のはなし

私は今の会社の社長の考え方が好き。
朝礼で話す社長のトークを聞いてそう感じた。

『これから新事業を立ち上げたり、社員も一気に増えていく計画だし、確実に会社が大きくなる中で、やらない事、いらない事を明確にする必要がある。これから更なる成長を望むからこそ、必要のないものは思い切って捨てる事が大事だ』と話した。

社長が考えるように、何かを決断するときに大事なのは、必要か必要じゃないかの判断なんだとおもう。

そこの選択が出来るか出来ないかで新しいことにチャレンジする姿勢も、走り出しのスタートも変わってくる事は事実なのかもしれない。何か新しい事を始めるときも、大きな決断が迫られるときも、この選択をしておくことはスポーツでいう準備体操のようなものなのかもしれない。

決断とか選択って言葉は、どうしても重く聞こえてしまう。片付けるだとか、もっと優しくするとトキメキの選択の方が聞こえがいいかもしれない。

人生の中で大きな選択が必要なとき。
女性でいえば、結婚、出産、転職とか。

■生きているうちに叶えたいことはなに？
■行きたい場所、見たい景色は？
■会いたい人、人生を共に過ごしたい人は誰？

こう問いかけられたとき。

➖必要なことって何だろう➖
➖必要ではないことは何だろう➖

考えすぎると、トキメかないのに捨てられないとか、そういう感情も出てきてしまう。私は性格的に必要ではないと思ったらサッと手放してしまう。トキメくけど、捨てられないと感じた時はいったん遠くに手放して、わかる場所に収めておく。

『やらないことを決めること』

やりたい事や求めてるものが沢山あるからこそ、やらない事/必要じゃない事を決めておく必要がある。それがスタート前の大事な土台作りだと私はおもう。手元にあるものは軽くて質のいい、コンパクトなもの。

無理に捨てなくていい

捨てたものが今後必要だと気づく時が来るかもしれない。時が経って、やっぱり必要だったなって。人間関係でもあるとおもう。そんな時はもう一度手に取って確かめてみるのが私流。
迷ったら手に取って、実際に触れてみる。
モノにも人にも。
昔の感覚とはまた違うかもしれないし、ひょっとしたら変わらないかもしれないけれど。それは触れないと分からないものだから。
怖がらず、フレッシュな気持ちで。
迷った時はそうやって決めてきた。

場合によっては手に取るのが遅かったなって時ももしかしたらあるかもしれないけど。
無理に捨てることなく、一旦手放すってことも、必要なことなのかもしれない。

"またね"と手放せる勇気

今は必要ないと思ったものをずっと手元に置いておく必要はないこと。無理に捨てる必要がない話と似てるけれど。
一旦、休憩しといてという気持ちで自分がわかる棚にしまって置く。そういう勇気ってすごく大事。これが出来る強さも、望みを叶える為には大切なことかもしれない。捨てなくてもいいかもと思ったら、棚にしまっておく。思い出したら取り出す。そういうラフな気持ちで片付ける感じが、私はシンプルに好き。

ワクワクする方を選択する

何かを決断しないといけない時。
真剣に考えるほど答えが出せなくなることがある。特に人生の分岐点になる選択も決断も、悩みすぎると答えが出せない。そんなときの私は、いつもワクワクしたり、心がトキメく方を選択します。

無理に選択を頑張らないこと。急がない事。

振り返ってみると、いろんな事があったけど、
今までもワクワクしたりトキメく方を選んできた。決断する前からその道が正解か不正解かなんて分からないけど、失敗した〜ってなっても、後悔をしたことは一度もない。プラスの選択だったと思えたらもうそれが正解だったと思える。
全部、自分で決めた道。間違えじゃなかった。

■ワクワクやトキメキを感じたとき
■自分の笑顔がイメージができたとき
■失敗の結果でも笑える景色が見えたとき

人生一度きりだしと思って、いろんな経験がしたいと考えるのは私だけではないと思うけど、この３つは選択をするときに私が大事にしてること。
身近でいえば、スーパーの野菜選びも、お花屋さんでのお花選びも。旅先での食事選びも。トキメきを感じる方を選択する。その方が、自然と笑顔が出てきたり楽しい気持ちでいられる。

選択する時って、必ず悩むし考える。でももっとフレッシュでいい。似たような選択をしてきた人やちょっとした事にワクワクやトキメキを感じて過ごしてる人と人生を共にできたら、凄く楽しい。それは友達もパートナーも同じ。