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みっこちゃん、みーつけた!(自己紹介)
私は大学で、そしてその後に作った小さな研究所で、長年にわたり光の研究をしてきました。駆け出しのころ、「誰もやっていなかった、気づいていなかった独特の研究をしたい」という素朴な考えで研究を始めましたが、研究費が少なく研究に避ける時間も少なかったので、なかなか研究が進みませんでした。そのような中、大学からインドネシアの学生の教育の仕事を命じられ、長期出張することになりました。これは研究とは無縁の仕事ですが、暇だけはたっぷりありましたので、何か良い研究テーマは無いかと考えを巡らせました。いや、当地の教育研究環境ではこのようにひたすら考えることしかできなかったのです。
しかし当地の南国特有の強い日差しの下で、あるときふと、「光の小さな粒は作れないか?」という突飛なアイデアがひらめきました。これは理詰めの発想ではなく、これまで右往左往して蓄えてきた知識と研究テーマの模索が突如つながった直感的な発想と言わざるを得ません。今から考えても、なんでそんなアイデアが出たのだろう、と不思議に思います。神の啓示のような感じ?
帰国後は勇んでこの研究を始めましたが、最初の成果を得るのに10年かかりました。その後は多くの方々の協力も得ることができて研究を発展・深化させることができました。今となっては楽しくワクワクする研究を続けられたと思っております。現在でも研究を続けています。
わたしの記事は三つのマガジンに分かれておりますが、それらは互いに無縁のようなタイトルになっています。しかしこれらは私が研究を進めながら、また研究の方向を探るために考えたこと、自戒・自省となった先人の教えなどを紹介したもので、実は互いに関連しているのです。私のつたない趣味についても紹介しますが、これも研究の合間に頭をリフレッシュし、元気に研究を続けるための活動なので、やはり関連しています。
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