【中学受験編】毒親との思い出③
受験不合格の結果を見て、母から一言。
「結局それがあなたの実力。」
私が「絶対に受かる自信がある。」と言うので、母親も期待していたのだろう。
でも蓋を開けたら、このザマ。
許せなかったに違いない。
母の態度は結果を受け止める以上にこたえた。
慰めてとは言わない、せめて突き放さないでほしかった。
私はごめんなさいしか言えなかった。
結局、滑り止めで受けていた私立の中高一貫に通うことになった。
塾に入らず、記念受験した子が受かるような学校だった。
母は時々思い出したかのように、ヒステリックになる。突然、公立の高校に受験し直せと言い出すこともあった。
「こんな学校に払う学費はないと。」
自分の思い通りにならなかったのが、よっぽど許せなかったんだろう。
私はこんだけ尽くしたのにあなたは平気で裏切ったと悲劇のヒロインを演じていた。
私の気持ちはもはやどうでもいい。
結局、子供のためであるように見せて、自分のため。
母の機嫌取りのために生きているようだった。
私の人生は引かれたレールの上を走ること。
決して逆らってはいけない。