新任編集長、ご挨拶の旅!!「SOC株式会社 朝倉社長へご挨拶!」
「理事企業取材回ってみたら?」という、渡辺副理事長からのアイディアを実践するべく、理事企業に、ご挨拶と行脚の旅に出ることにしました!!
記念すべき第一回目の訪問先は、「SOC株式会社」様です。
SOCさんは、厚別のテクノパークというに本社を構えているということで、
早速、テクノパークに訪問してきました!
野幌森林公園のすぐ隣にある、緑の一角が
下野幌テクノパークです。
実際に足を運ばれたことがある方も、きっと読者の皆様には多いのではないかと思います。
テクノパークの中に入ると、大自然の中に企業がそれぞれ自社ビルを持ち、事業を展開されています。ちょうど、朝一の時間帯にお伺いしたのですが、新札幌駅から出ているバスは満員!!!車での通勤の方もいらっしゃいますが、バスで通勤される方も多いようです。
そして、こちらがSOCさん。
とても大きなビルがどーん!!!とテクノパークのど真ん中に、建っていました。
セキュリティがしっかりした、ビルの中に入り社長室へ。
今回、お話を聞かせていただいたのは
SOC株式会社(以下SOC)の朝倉社長です。
SOCは、現会長である、朝倉幹雄さんが、首都圏から移住後、起業し作られた会社だそうで、今年創業42年を迎られる札幌でも老舗のシステムインテグレーターです。
SOCの主力開発分野は、通信事業者、メディア、エネルギーだそうで、私たち一般市民の生活のインフラになる企業をシステムで支える重要な仕事をされていらっしゃいます。
また、いただいた冊子を拝見すると色んなグループ企業の名前が書かれており、今回渡辺副会長から「いってらっしゃい」と言わるきっかけとなった「SOCブルーイング」の名前も記載されています。
早速、お話を聞いていきましょう。
ーどうして、このように多角経営をすることになったのでしょうか?
朝倉社長:会長の知り合いだったり、同じ地域の企業だったり、あとは元当社の職員が独立したい!と言いだした時だったり、会長が『それならうちの関連企業にならないか』と声をかけているのがきっかけなんですよね。
頼られるとなかなか断れない性格なのか、それとも受け止める力が強いのか。「一緒に頑張ろう」と、言っていくうちに、どんどん関連会社が増えてこのような形になっているんです。
ー会長が今この場に居ないのに、すごく会長のお人柄や温かさが伝わってくるエピソードですね。
朝倉社長:本当に優しいんです。私も子どものころから怒られたりしたことがないぐらい。本当に優しい人なんですよね。
ー社長は、北海道IT推進協会の中でも副会長という役職と人材育成委員会と人材確保委員会との職務を担当されていらっしゃいますよね。
朝倉社長:はい。人材育成委員会では、会員企業の人材育成事業及び小中学生向けのIT教室の企画や実施をしたり、人材確保委員会では、会員企業の人材確保に係る事業を推進しています。
ーIT企業に勤める女性社員の皆さんと交流会や勉強会を開催される様子も拝見しました!!
朝倉社長:あの企画はどうしてもやりたくて、企画させてもらったものなのですが、今年は新型コロナウィルスの影響で実施できるかどうか…と悩んだりもしましたが、みんなで検討した結果、来月オンラインで開催することになりました。IT企業ってどうしても男性の多い職場になってしまうので、横のつながりといいますか、女性同士のつながりを作ることができたら、少し上司には相談しずらいこととかも相談しあえたり良い効果があるのではないか?と思って企画をしました。
それ以外にも、テクノパークの交流委員長という役職を拝命していて、こちらでもテクノパークに企業を構えられている企業同士の交流会を企画したりと、やっぱり横のつながりを意識した活動を行っています。
ーなるほど。お話は少し変わるのですが朝倉社長も現在育児中だとお話を伺いました。
朝倉社長:そうですね。育児真っ只中です。新岡さんもですもんね。
ーはい。同じく育児中です。
朝倉社長:先ほどの女性社員の交流会じゃないですが、どうしても一つの会社の中だけのつながりになってしまうと、女性でかつ育児をしている方ってすごく少なくなってしまいますよね。特にIT企業は。でも、こうやって横のつながりを持つことで「同じ育児中」の人に会うことができますよね。
育児中の事だったり、子どもの教育の事だったりってどうしても当事者同士じゃないと分かり会えないこともありますよね。キャリアの不安も含めてそういうお話を、横のつながりを持つことで少しでも気が楽になったり、キャリアに見通しを持てるようになったら良いな。って思ってます。
ーなるほど。ありがとうございます。
まとめ
文、写真:新岡 唯