外国人IT人材育成で企業の未来をサポート|キョウリョク株式会社【会員インタビュー】
キョウリョク株式会社 事業推進部 部長 加藤 勉 様と
チーフマネージャー ヴェンティ ミィー 様へのインタビューです。
ーキョウリョク様の事業についてお聞かせいただけますでしょうか?
はい、弊社は学習塾練成会のグループ企業で、高度外国人人材、特定技能人材の「人材開発・教育・紹介事業」を営んでおります。
主にIT系の企業様へ高度外国人人材と特定技能人材を紹介しております。
ベトナムのハノイ、ホーチミン、ニャチャンの各市で人材送り出し機関や日本語学校と提携して、現地で人材の能力開発、教育をしっかり行い、企業様が望む人材に近い形で紹介する(送り出す)プロジェクトを進めています。
ーキョウリョク様の事業における強みはどういったものでしょうか?
色々とありますが、やはり一番は人材開発、人材教育ですね。
今、ホーチミンの提携している日本語学校から、生徒への教え方、
モチベーションの上げ方などのアドバイスを行って欲しいといった要望をいただいていて、私たち練成会が持つハイレベルなノウハウを活かし人材育成面で協力しています。
教育において講師の指導力が教わる人間のモチベーションに直結しますので、良い人材を育てるために良い講師が必要と考えています。
また、実際に日本で就職した際の2年間の生活サポートも紹介料に含めるご提案をします。
日本語能力向上の指導も行いますので、来日後のコミュニケーション力の向上も期待できます。
ーどういった人材の紹介が可能ですか?
ベトナムのニャチャン大学(国立大学)に通う8名が、2025年4月の新卒としてご紹介可能です。彼らはとても優秀でして、8名のうち、6名が大学のIT学科のハイクラスに所属しております。日本語能力試験(JPT)において、トップの子は半年間の日本語学習で580点(JLPT・日本語能力試験でN2相当)でした。弊社が設定している最低ラインがJPT430点でして、これはJLPTで言いますとN3に相当します。また、英語はTOEIC600点以上です。IT分野においては、日本語はもちろん、英語ができることは、様々な場面で役に立ちますので彼らの強みと言えます。
ー受け入れ企業側への要望などはございますか?
そうですね、いつも企業様には人材不足なのか、人手不足なのかというご質問をしています。
「人材」といいますのは、これから会社をどうしていくのか?という部分に必要でして、「人手」ですと労働力となります。
もちろん、人手不足を補う形での紹介も特定技能人材の紹介として可能です。私たちが目指しているのは「人材」の紹介です。
もともと、練成会として日本の人材不足、北海道の人材不足をどのように解決できるのかという観点からこの事業はスタートしています。
日本で働くことを希望する若者と単に自国より給料が良いからといった理由ではなく、この仕事を通じて自分自身はどのように成長していけるのか、
日本で働くということは自分自身のキャリアにおいて、どういった価値を生み出せるのかという、目指したい未来を共有して、日本語指導、IT技術指導を通してコミュニケーション力の向上、ビジネスコミュニケーション力の修得を図っています。
弊社の人材開発教育プログラムにご理解をいただき、人材を必要とする企業様の要望に応え、活躍できる人材を送り出していきたいと考えています。
ありがとうございました。
キョウリョク株式会社様をご紹介させていただきました。
ベトナムも大いに発展している中で、日本で働きたいという若者と、
優秀な人材を探している企業を結ぶ事業は、大変やりがいのある、
そして社会に貢献できる事業だと感じました。
キョウリョク株式会社様、ありがとうございました。