DXソリューションと人材育成で地域に貢献|三井情報株式会社【会員インタビュー】
三井情報株式会社 執行役員 営業グループ 副グループ長 河島 真司様
執行役員 フロント第二技術グループ長 大谷 恭久様
広域第一営業本部 東日本第二営業部 東日本営業室 室長 原 豊晴樣
へのインタビューです
ー三井情報様の特徴を教えて頂けますでしょうか?
はい、弊社は、親会社の三井物産および三井物産グループのDX総合戦略を支える中核IT子会社として、幅広い領域のICTソリューションを提供しています。三井物産の子会社ではありますが、実は三井物産グループ以外との取引が約8割を占めています。
弊社の前身である三井情報開発は1967年に設立し、その後8社の合併を経て、IT業界で50年以上にわたって事業を展開してきました。先進的なパートナーと共に最先端のテクノロジーを取り入れて、アプリケーション、通信ネットワーク、音声ネットワーク、クラウドソリューション、産業IoT、エレクトロニクス等、専門領域を活かしながら多岐にわたるソリューションをお客様に提供しています。弊社では、これらのさまざまなテクノロジーを組み合わせ、統合的なソリューションとしてお客様へ提案できることが特徴となります。また、導入後の運用保守サービスを通じて、お客様のニーズに合わせた価値の創出を目指しています。
ーありがとうございます。北海道営業所設立の経緯について、お話をいただけますでしょうか?
過去に合併したネクストコムという会社が、ネットワーク基盤とコールセンター等で利用される音声基盤の事業を展開していました。ネットワーク基盤は障害が発生すると、お客様のシステム全体に影響することから、いち早くお客様先に駆け付けることができるように、1996年に北海道営業所を設立したのが経緯となります。設立当時はネットワーク基盤と音声基盤がメインでしたが、最近ではクラウドを活用したソリューション提案が増えてきていますね。
ー道内のクライアントの特徴として何かございますか?
特に大きな特徴があると考えてはいませんが、システムを動かすうえで不可欠となるネットワーク基盤の提供や運用保守が、地域拠点のお客様向け案件の殆どを占めています。そして、北海道に限らず、全国拠点でも文教・公共のお客様が多く、地域のベンダー様と密接にご支援しています。
近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)の機運が高まっていますが、特に北海道では会社の価値を創出していくためにどのようにDXを活用するかを、検討しているクライアントが多い印象です。弊社の本社でもDX関連の案件が多いので、そこで得た知見を活かして、道内のクライアントに合わせた支援やソリューションを提供していくことが求められていると感じています。
ーありがとうございます。今後、北海道IT推進協会に期待することは何かございますか?
北海道では、地域のことをよく理解している地場のベンダー様からの提案を希望されるお客様が多いと感じています。弊社は地場のベンダー様に比べると、お客様ニーズの理解が不足しているかもしれませんが、地場のベンダー様と一緒にICTソリューションをご提案していきたいと考えています。
道内の企業の活性化をご支援していくために、北海道IT推進協会に加盟されている企業様と、より多くの接点が増えることを期待しています。また、道内での採用活動を強化していることから、求職者へのアピールに向けた北海道IT推進協会の発信力にも期待しています。
ーありがとうございます。どのような人材を募集されていらっしゃいますか?
私たちは積極的に営業・技術のキャリア採用をしており、北海道をはじめとする国内拠点での採用に注力しています。最近では、過去に東京で勤務していたバイオインフォマティクスの知見を持つ社員が再入社し、北海道営業所で東京や大阪にいるエンジニアと仕事をしています。弊社で扱っているアプリケーションやクラウドサービスは、作業場所に関係なく開発できるものも多く、北海道で技術力を磨きたい方でも活躍できる場が増えています。
弊社は半世紀以上にわたってICTソリューションを提供しており、幅広い領域の専門性があります。一方で、デジタルネイティブをはじめとする若い方たちは、物心ついた時からICTに触れており、目新しい着眼点や発想を持っていると考えています。その方たちがこれまでに経験して得た知見は価値を創出していくうえで重要と考えており、地域との連携が求められる北海道のキャリア採用では、ICTの知見を持つ方だけでなく、IT業界経験者以外のエントリーも募っています。ぜひ弊社ホームページからエントリーしてください。もちろん、営業所へ直接お電話いただいても構いません。
ありがとうございました。
三井情報株式会社様をご紹介させていただきました。
様々なサービスを包括したソリューションや、地域人材の柔軟な採用、働き方が印象的なインタビューでした。