群馬大学　医学部学士編入試験　面接体験記

初めて学士編入試験についてのnoteを書かせていただきます。
令和4年度試験の合格者のFKです。
私が受験した面接試験の体験記をこちらで共有いたします。
内容としては、グループ面接の流れ&個人面接の質問内容で、
500円お納めいただけますと個人面接でどのように答えたか＆面接対策で使ったツールなどもご覧いただけます。
無料の部分でもなんとなく雰囲気は分かるように書いていきたいと思います。
なるべく分かりやすい文章を心がけますので、どうぞお手柔らかにお願いいたします。なお、お納めいただいた500円は子どものミルク代やおむつ代にありがたく使わせていただきます。

※注意※これはあくまで、令和4年度入学の学士編入試験の面接での体験記になります。最新の情報とは異なる可能性がありますので、ご注意ください！！
令和5年度はグループ面接がなくなって、個人面接が20分になったようです！！！

グループ面接（25分）の流れ

①大講義室で待つ
　大講義室に案内され、グループごとに場所を指定され、待機します。大体1グループ5人ですが、当日欠席があった場合など3人のケースもあるようです。皆緊張のためか結構静かに過ごしていました。電子機器系はOFFの指示があったような気がするので、紙に面接応答の内容を印刷して持っていくとよいと思います。

②おもむろにグループ面接の流れを説明される
　時間になると係の人が面接の流れについて説明します。
「自己PR3分のあとに2分間で受験生同士で質問をしあってください」のような指示がありますが、部屋によっては「自己PR1分で、このテーマについてディスカッションしてください」というところもあるようです。自己PR1分でも話せるようにしておくと良いでしょう。

③案内される
　グループごとに面接部屋に案内されます。部屋はオーソドックスな大学の教室をイメージいただければと思います。受験番号の若い順に入室し、受験番号と名前を言って着席します。

④自己PR3分と質疑応答（25分間）
　自己PRというと何を話せばいいのか悩ましいかもしれませんが、基本的には志望動機の短縮バージョンと考えてください。
簡単な自己紹介、医師の志望動機、自分の強みは何か、それを医師になってどう活かすか、ついでに群大の志望動機まで詰め込められると良いと思います。しかし自然な流れで論理的に全部詰め込むのは少し大変なので、文章が得意な第三者に分かりやすい文章になっているかを確認してもらいましょう。自己PRは緊張しても自然な雰囲気で言えるくらいまで練習してください。ここで失敗すると個人面接に響きます。
　質疑応答は受験生同士で行われます。おそらく、質問する姿勢や質問に対する答え方も評価されているので、事前に想定質問とどう答えるかを考えておきましょう。余力があれば、他の受験生に対してこういうジャンルのエピソードであればこの質問をするというのも考えておくと良いでしょう。（ex 社会人経験がPRポイントの人に対しては、その社会人経験で苦労したこととそれをどう乗り越えましたか？、研究経験を活かしたいという人には群大に合格したらどういう研究に取り組みたいですか？など）もしも事前にグループ面接の練習ができるのであれば、受験生同士で想定質問を出し合うと良いと思います。

⑤グループ面接終了
　終了後は最初の集合場所の大講義室に戻り、個人面接の時間までひたすら待機になります。遅い番号の人は暇です。しかし電子機器は使えないので、私は手書きのメモを眺めてました。

個人面接（15分）

簡単にどのような質問があったのか、箇条書きでまとめました。

面接官①
•今まで生きてきて人生の中で大切にしている信念や価値観はなんですか？
•なぜ高校生の時に農学系の学部を希望し、その後製薬企業に入ったんですか？
•あなたの背景を考えると高校生の時に医学部を目指してもいいと思うけど、高校生の時は医学部進学は考えてなかったんですか？
面接官②
•研究について、品種改良とかの研究をされてたんですか？
•大学や社会人の経験の中で苦労したことはなんですか？
•大学の経験の中でこれは自慢できるというアピールポイントは？
•その経験で一番困ったことはどんなことですか？
•最近の呼吸器関連の研究のトピックで興味のある話題は何ですか？
•医師と接する中で思う、大切な資質はなんですか？
面接官③
•ゲノムと遺伝子、染色体について説明してください
•医師の働き方改革についてあなたの考えを教えてください
•こんな医師は困る、なりたくない、反面教師にしたい医師はいますか？

個人面接の質問詳細と実際の回答例

【私の経歴】
地方国立大学農学系　→同大学修士（植物ゲノムについての研究）→製薬企業の営業職5年
これを踏まえて、個人面接の内容を実際の流れに即して記載していきたいと思います。

【群⾺⼤学⾯接の質問内容】
太字は面接官、細字は自分の回答をできるだけリアルに書き起こしました。

⾯接官①