VR空間思想編(life)
この記事はBoze Advent Calendar 2020に登録されています。
11日目です!
VR空間思想編ではVR空間(ワールド)をつくった時に考えてたことを書いていこうかなと思います✨(軽めに)
今回書いていくのはこのVR空間、「life」です!
ほい、こんなワールドをつくってました✨
もともとSTYLY用に作成して、それをVRChatにも持ってきたりしおります✨
(VRChat用のUnityプロジェクトがどこかに行っちゃって悲しみを背負ってまふ、管理はしっかりしようね。)
STYLY
STYLYは、アーティストに空間表現の場を提供する、VR/AR/MRクリエイティブプラットフォームです。参照:https://styly.cc/ja/
VRChat
VRChatはGraham GaylorとJesse Joudreyによって開発され、アメリカ合衆国の企業であるVRChat Inc.によって運営が行われているソーシャルVRプラットフォームである。参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/VRChat
「life」をつくろうと思ったのは、たまたまshaderで遊んでいたときです。(因みにボクはshader分からんの民です。)当時、Rendertextureとvertex shaderを組み合わせて、何か面白いことができないかなぁと思って、波紋っぽいshaderを適用したquadをcameraで撮って、そのRendertextureを使用して、色がついた部分の頂点があがるshaderを適用したマテリアルをポリゴン数が多いオブジェクトに適用しました。そうすると、何やらもわもわした動きができたので、これは面白いと思って、嬉々として遊んでいました。その動きを見ていて、ああなんだか生きてるっぽいなぁと思ったことがこのワールドをつくろうと思ったキッカケです。
生きてるっぽさ
生きてるっぽさってどういうところから感じるんだろう?動いてたらいいのかな?でもロボットは動いてるけど生きてない感もあるものもある…行動原理が見えて意思が宿ってそうなものかなぁ?なんだろね?みたいなことを考えながらこのもわもわを眺めて、行き着いたのが"曲線"でした。✨
曲線、形だけじゃなくて動きの曲線。モーショングラフィックとかのイージング?とかが分かりやすいかもですね。あれは曲線の動きも入ってます✨
物質側の生物の動きは、曲線的な動きが主だと思います。(多分)
"加速"が、入る時点で曲線的なものになると思うので、そらまぁそう、みたいな感じな気もします。(大したことは考えてない)
そんなことを思いながら、shaderのcodeを眺めていたら、sinやcosが使われているなぁと思いました。三角関数とかの話は下手なことを言うと大変なことになりそうなので置いておくとして、sin波は規則正しいうにょうにょしたかわいい曲線(波)を見せてくれる。この組み合わせでなんだか生きてるっぽいもわもわとした動きができているんだなぁと思いました✨
そんなことを思いながらボーーッとしてたら、あれ、sin波とちょっとずらしたsin波を重ねたら模式的なDNAっぽい!とか思います。そもそも生命の設計図に曲線が含まれているんだね~とも思います。(多分RNAも曲線だよね)
生命が生まれたのは海と言われています。そこで、このもわもわの動き(shader)をプリミティブな形のオブジェクトに適用し、海の中の水族館をつくろうと思いました✨
生きてるっぽさの原因っぽいsin波で構成されたshaderと基本的な構造のオブジェクトで原初の生命をイメージしてつくったんですね〜ふぇ〜✨
↓どこかでつかったスライド
そんなこんなで水族館をモデリングして、簡単なアニメーションをつけたら完成しました✨
見てみたらちゃんと生きてっぽくて良かったです✨
短いけどおわり。
一通りBoze Advent Calendar 2020が終わったら加筆するかもかも
またね✨